PREPARATION
受験対策

Silverの例題解説
「S3.1 SQL コマンド」

今回は、Silverの「S3 開発/SQL - S3.1 SQL コマンド」からの出題です。

例題

3.01

以下のようなテーブル t1, t2 がある。

t1

num | name
----- + ------
1 | a
2 | b
3 | c
t2

id | value
----- + ------
1 | xxx
2 | yyy

ここで、以下の一連のSQL文を実行したとき、最後のSELECT文で返る行数はいくつか。

INSERT INTO t2 VALUES (3, 'zzz');
UPDATE t2 SET id=3 WHERE value='yyy';
SELECT * FROM t1 LEFT JOIN t2 ON t1.num=t2.id;

※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。
例題公開日:2012年2月10日

解答と解説

答は 4 です。

外部結合については SQL1999 で標準化されており、PostgreSQL はそれに従っていますが、他のデータベースでは、(+)や(*)を使った独自の表記法があります。
INSERT と UPDATE の結果、t2 には id=1 の行が1つと、id=3 の行が2つになります。
SELECT 文では、t1 の num 列と t2 の id 列を結合しています。
LEFT JOIN は外部結合で使われる SQL 句で、結合先のテーブルに該当する行がなくても、結合元のテーブルの行は出力されます。
このため、num=1 に対応する行が1つ、num=2 に対応する行が1つ、num=3 に対応する行が2つ、の計4行が出力されます。

今回の解説について、理解できないポイントがあればどんどん質問をお寄せ下さい。
採用になった方にはLPI-Japanオリジナルの記念品を贈呈します。

※試験問題に関わるお問い合わせにつきましては、LPI-Japan事務局ではお応えできませんのでご了解ください。

企業の基幹システムや業務システムでの
OSS-DBの採用がますます拡大している中、
昇格・昇給・就職・転職に必ず役立つ認定資格になります

OSS-DBの受験対策について

受験の学習をサポートする情報や対策に役立つ情報をご紹介

サンプル問題/例題解説

例題 のアーカイブを試験ごとにまとめています。OSS-DB技術者認定試験の学習にお役立てください

学習教材・教育機関のご紹介

OSS-DB認定教材や教育機関について詳しくご説明いたします。

無料技術解説セミナー

受験準備をされていらっしゃる方々を対象に、無料技術解説セミナーの日程をお知らせしています。

OSS-DB道場

受験準備をされていらっしゃる方々を対象に、無料技術解説セミナーの日程をお知らせしています。

LPI-Japan
Platinum Sponsors