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受験対策

Silverの例題解説
「S1.2 リレーショナルデータベースに関する一般知識(データベース設計、正規化)」

今回は、Silverの「S1 一般知識 - S1.2 リレーショナルデータベースに関する一般知識(データベース設計、正規化)」からの出題です。

例題

1.04

データの正規化について述べた説明として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. データベースの最高の性能を引き出すため、データを正規化すべきである。

  2. データベースの容量を最小化するため、データを正規化すべきである。

  3. データのメンテナンス性を高めるため、データを正規化すべきである。

  4. データのバックアップを容易にするため、データを正規化すべきである。

  5. データ検索の SQL 文を単純にするため、データを正規化すべきである。

※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。
例題公開日:2011年12月7日

解答と解説

データの正規化を簡単に言うと、データの重複や冗長性をなくすことでデータの管理を容易にすることを意味します。
正規化には様々な度合いがあり、代表的なものとして第1正規形、第2正規形、第3正規形、ボイスコッド正規形、第4正規形、第5正規形があります。
リレーショナルデータベースの設計において、特に第3正規形までは非常に重要なので正規化の手法について学習しておいてください。
データを正規化すると、データの重複、冗長性が排除されるため、データの追加・更新・削除などに伴うデータの不整合や損失の発生を防ぐことができます。
つまり、データのメンテナンス性を高めることができます。
ただし、正規化すると、より多くの表を結合してデータを検索することになるため、SQL 文が複雑になったり、検索の性能が悪化したりすることがあります。
性能を最適化するために、データを非正規化する、ということも行われます。
重複データが排除される代わりに、キー列や索引が追加されるため、データのサイズも正規化により必ずしも小さくなるとは限りません。

従って、正解は C です。

 

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