PREPARATION
受験対策

Silverの例題解説
「S2.5 基本的な運用管理作業(システム情報関数)」

今回は、Silverの「S2 運用管理 - S2.5 基本的な運用管理作業(情報スキーマとシステムカタログ)」からの出題です。

例題

2.68

現在のセッションを実行中のユーザ名を取得しようとして、psqlのコマンドプロンプトから
SELECT current_user();
を実行したところ、エラーになった。エラーの原因は何か。

  1. current_user() ではなく、session_user() を使わなければならない。

  2. current_user() ではなく、user() を使わなければならない。

  3. 関数に引数を付けて、SELECT current_user(*); としなければならない。

  4. カッコを付けずに、SELECT current_user; としなければならない。

  5. コマンド自体には問題がないので、サーバに異常が発生していると考えられる。

※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。
例題公開日:2016年10月3日

解答と解説

psqlなどのセッションを実行中のユーザを調べるには、システム情報関数のcurrent_user、session_userあるいはuserを用います。通常、これらの結果は同じですが、SET ROLEを実行することで、current_userやuserの結果を変更できます。
これらは関数ではありますが、SQLの構文で特別な扱いを受けており、カッコを付けずに使用します(カッコを付けるとエラーになります)。

従って、正解はDです。

今回の解説について、理解できないポイントがあればどんどん質問をお寄せ下さい。
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