PREPARATION
受験対策

Silverの例題解説
「S3.2 組み込み関数(文字列関数)」

今回は、Silverの「S3 開発/SQL - S3.2 組み込み関数(文字列関数)」からの出題です。

例題

3.29

以下の一連のSQL文を実行した。
CREATE TABLE test(id INTEGER, val TEXT);
INSERT INTO test VALUES (1, ‘あいうえお’);
SELECT char_length(val) FROM test WHERE id = 1;

最後のSELECT文が返すデータについて、以下の説明から正しいものを1つ選びなさい。

  1. 関数の使い方が正しくないのでエラーになる。
  2. WHERE条件にマッチする行がないので、何も返らない。

  3. char_length関数は文字数を返すので5が返る。

  4. char_length関数はサーバー側の文字列のバイト数を返すので、サーバーの文字セットがEUCであれば10が、UTF8であれば15が返る。
  5. char_length関数はクライアント側の文字列のバイト数を返すので、クライアントの文字セットがEUCやSJISであれば10が、UTF8であれば15が返る。 

※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。
例題公開日:2013年6月18日

解答と解説

SQLで文字列の長さを調べるにはchar_lengthあるいはcharacter_length関数を使います。利用している文字セットの種類に関わらず、文字数が返されるので、char_length(‘あいうえお’)
の値は5になります。

従って正解はCです。

なお、バイト数を調べたいときは octet_length という関数を使うことができます。octet_length(‘あいうえお’)
の値はサーバーの文字セットに依存します。EUCであれば10、UTF8であれば15になります。

 

今回の解説について、理解できないポイントがあればどんどん質問をお寄せ下さい。
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