資格取得のメリット「オープンソースデータベース(OSS-DB)の将来性」
<市場動向>なぜ、OSS-DB技術者が必要とされているか
増え続ける商用データベースからオープンソースデータベースへの移行
OSS-DBは継続的に強化されており、機能・性能とも商用データベースと比べて遜色ありません。現在ではミッション・クリティカルな基盤システムにも広く採用されています。
データベースの選択肢が広がり、機能・性能・コストなどの要求に合わせて適切なデータベースを選択できる時代になったのです。
そのような時代を迎えて、コストを最適化したい、業務を効率化したい、短期間で導入したい、などの目的から、商用データベースからOSS-DBへの移行が増えています。
Webアプリケーションにおいて圧倒的シェアを誇るオープンソースデータベース
LAPP/LAMPという言葉で代表されるように、大半のWebアプリケーションはLinux、OSS-DB、オープンソースのミドルウェアの組み合わせで構築されています。60%以上の企業がWebアプリケーションにおいてOSS-DBを利用しています。
データベース需要に対して不足しているOSS-DB技術者
45%以上の企業でOSS-ミドルウェアの技術者が不足しており、OSS-DBに対するニーズはますます高まっている一方、技術者が足りない状況です。
OSS-DB技術者認定資格は、
企業から最も必要とされるデータベース技術者を認定する
資格試験として開発されました。
企業で必要とされる技術者とは・・・
- 商用RDBMSも含めて様々なデータベースの知識を持ち、顧客に最適なデータベースシステムを提案し、構築・運用できる技術者
- OSS-DBの有用性(コスト最適化、業務効率化、短期間導入など)を生かし、ミッションクリティカルシステムの構築ができる技術者
OSS-DB技術者認定資格が認定する技術者は・・・
- OSS-DBの特徴を理解し、要求に合わせて適切なRDBMSを選択できる技術者
- OSS-DBを使って、システムの設計、導入、開発、運用をすることのできる技術者
- スケールアウト可能な大規模システムをOSS-DBにより構築できる技術者
- ミッションクリティカルシステムでOSS-DBの運用(パフォーマンスチューニング、トラブルシューティングなど)ができる技術者
OSS-DB技術者認定資格が認定する技術者像の職種範囲を下記のとおり想定し策定しています。
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「ITスキル標準(ITSS)」の共通キャリア・スキルフレームワークにおいて、
OSS-DB技術者認定試験が有効な職種は下記のとおり幅広い職種です。
ITSSのキャリアフレームワークと認定試験・資格とのマップ での位置づけ
- 実際にITSSのキャリアフレームワークとITベンダー試験の関係(Ver4)(PDF:128KB)において、下記のように位置づけられています。
- OSS-DB Silver:「ITスペシャリスト」「アプリケーションスペシャリスト」「ソフトウェアディベロップメントの」3分野において「レベル2」に位置づけられています。
- OSS-DB Gold:「ITスペシャリスト」「アプリケーションスペシャリスト」「ソフトウェアディベロップメントの」3分野において「レベル3」に位置づけられています。