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受験対策

Silverの例題解説
「S3.1 SQLコマンド(レプリケーション)」

「S3 開発/SQL - S3.1 SQLコマンド(レプリケーション)」からの出題です。

例題

ロジカルレプリケーションの説明として、適切なものを3つ選びなさい。


  1. データベース単位での複製ができる。
  2. テーブル単位での複製ができる。
  3. 全てのDDLコマンドが複製される。
  4. 異なるメジャーバージョン間での複製に利用できる。
  5. 複製対象のテーブルはパブリッシャ側はデータ更新できるが、サブスクライバ側はデータ更新できない。

※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。
例題公開日:2023年6月14日

解答と解説

PostgreSQLでは複製のための機能として、ストリーミングレプリケーションとロジカルレプリケーションが利用できます。

ロジカルレプリケーションは PostgreSQL のバージョン10から追加された機能です。 パブリッシャ(複製元)で生成されたWALをデコードし、論理的な変更内容をサブスクライバ(複製先)に転送します。

データベース単位やテーブル単位での複製が可能であり、一部のSQL(INSERT,UPDATE, DELETE, TRUNCATE)のみ複製されます。

TRUNCATEコマンドを除き、DDLコマンドは複製されません。

異なるメジャーバージョン間での複製が可能であり、メジャーバージョンアップを実施するためにも利用されます。

パブリッシャ(複製元)、サブスクライバ(複製先)のどちらでもデータを更新することが可能です。

従って正解はAとBとDです。

今回の解説について、理解できないポイントがあればどんどん質問をお寄せ下さい。
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