OVERVIEW
試験概要

OSS-DB Gold Ver.2.0

OSS-DB Goldについて

認定名 OSS-DB Gold
試験名 OSS-DB Exam Gold
受験のメリット

下記のスキルと知識を持つエンジニアであることを証明する。

  •  RDBMSとSQLに関する知識を有する。
  •  オープンソースデータベースに関する深い知識を有する。
  •  オープンソースを利用して大規模なデータベースの運用管理ができる。
  •  オープンソースを利用して大規模なデータベースの開発を行う事ができる。
  •  PostgreSQLなどのOSS-DBの内部構造を熟知している。
  •  PostgreSQLなどのOSS-DBの利用方法やデータベースの状態を検証してパフォーマンスチューニングをすることができる。
  •  PostgreSQLなどのOSS-DBの利用方法やデータベースの状態を検証してトラブルシューティングをすることができる。
認定条件 受験のための実務経験はありませんが、前提資格保有条件として、「有意なOSS-DB Silver」を保有している必要があります。
有意性の期限についてはこちらをご確認ください。
ただし、受験するだけであればOSS-DB Exam Goldを先に受験することも可能です。
(OSS-DB Silverを取得するまでOSS-DB Goldは取得できません)

試験概要について

 学習期間  一般的な学習期間の目安としては2週間~1カ月程度です。
 受験費用  15,000円(税抜き)/1試験
 出題数  約30問/1試験
 試験実施方式 試験方式はコンピュータベーストテスト(CBT)です。コンピュータを使い、オンラインで約30問の解答を入力します。マウスによる選択方式がほとんどですが、キーボード入力問題も多少出題されます。実技や面接はありません。
 試験日時・会場 日時・会場を受験申込み時に全国各地から自由に選択して受験できます。試験時間は90分(※)です。

※ 試験後の簡単なアンケートに5分の時間を要しますので、試験問題を解く時間は実質「85分」です。

※ 日時・会場の詳細については、下記のテストセンターまでお問い合わせください。

 

ピアソンVUE

 合否結果 合否結果は試験終了と同時に判ります。

出題範囲

本試験はOSS-DBのなかでも、特に商用データベースとの連携に優れ、エンタープライズ・システムでも多く活用されている「PostgreSQL 10以上」を基準のRDBMSとして採用しています。
(※)2019年4月現在、11まで対応しております。

運用管理(30%)

データベースサーバ構築 【重要度:2】

  • 説明:
    サーバ構築における容量見積もり、およびデータベースセキュリティに関する知識を問う
  • 主要な知識範囲:
    テーブル・インデックス容量見積もり
    セキュリティ
    - 通信経路暗号化(SSL)
    - データ暗号化
    - クライアント認証
    - 監査ログ
    データ型のサイズ
    ユーザ・データベース単位のパラメータ設定
  • 重要な用語、コマンド、パラメータなど:
    チェックサム
    pg_xact
    pg_multixact
    pg_notify
    pg_serial
    pg_snapshots
    pg_stat_tmp
    pg_subtrans
    pg_tblspc
    pg_twophase
    ssl
    pg_stat_ssl
    pgcrypto
    ALTER ROLE
    ALTER DATABASE
    initdb -data-checksums (-k)
    log_statement
    track_functions
    track_activities

 

運用管理用コマンド全般 【重要度:4】

  • 説明:
    データベースの運用管理に関する高度な知識を問う
  • 主要な知識範囲:
    バックアップ、PITR
    VACUUM、ANALYZE、REINDEX
    自動バキューム
    チェックポイント
    サーバログ管理
    ディスク容量監視
    自動VACUUMと手動VACUUM/ANALYZEの違い
  • 重要な用語、コマンド、パラメータなど:
    ALTER SYSTEM
    ANALYZE
    CLUSTER
    REINDEX
    VACUUM
    CHECKPOINT
    PITR
    WAL
    pg_dump 
    pg_dumpall
    pg_basebackup
    pg_start_backup()
    pg_stop_backup()
    postgresql.conf
    recovery.conf
    vacuumdb 
    pgstattuple
    pg_cancel_backend()
    pg_terminate_backend()
    pg_isready
    log_connections
    log_disconnections
    log_duration

 

データベースの構造 【重要度:2】

  • 説明:
    データベースの物理的な構造に関する知識を問う
  • 主要な知識範囲:
    データベースクラスタの構造
    プロセス構造
    データの格納方法
  • 重要な用語、コマンド、パラメータなど:
    autovacuum
    TOAST
    FILLFACTOR
    アーカイブログ
    ページヘッダ
    タプルヘッダ
    postmasterプロセス
    postgresプロセス
    バックグラウンドプロセス
    SQL実行のキャンセル
    シグナル(TERM/INT/HUP)によるサーバプロセスへの影響

 

ホット・スタンバイ運用 【重要度:1】

  • 説明:
    レプリケーション構成を組むための設定や構築手順、およびレプリケーションの仕組み(プロセスやフロー)、状態の監視などに関する知識を問う
  • 主要な知識範囲:
    ストリーミングレプリケーション機能とロジカルレプリケーション機能の概要
    同期レプリケーションと非同期レプリケーション
    postgresql.conf、recovery.confの設定
    パブリケーションとサブスクリプションの定義
  • 重要な用語、コマンド、パラメータなど:
    wal_level
    max_wal_senders
    wal_sender_timeout
    wal_receiver_timeout
    synchronous_standby_names
    synchronous_commit
    max_logical_replication_workers
    CREATE/ALTER/DROP PUBLICATION/SUBSCRIPTION
    pg_stat_replication
    pg_stat_wal_receiver
    recovery_min_apply_delay
    スタンバイでの問い合わせのコンフリクト(衝突)
    hot_standby_feedback
    max_standby_streaming_delay
    pg_wal_replay_pause()
    pg_wal_replay_resume()
    walsenderプロセス
    walreceiverプロセス
    pg_receivewal
    トランザクションログ(WAL)
    スタンバイへ伝搬される処理とされない処理
    スタンバイで実行可能な問い合わせ
    ロジカルレプリケーションのサブスクライバ―へ伝搬される処理とされない処理
性能監視(30%) アクセス統計情報 【重要度:3】
  • 説明:
    データベースの利用状況を示す稼働統計情報の内容や見方、収集方法に関する知識を問う
  • 主要な知識範囲:
    pg_locks
    pg_stat_activity、pg_stat_database
    pg_stat_all_tables 等、行レベル統計情報
    pg_statio_all_tables 等、ブロックレベル統計情報
  • 重要な用語、コマンド、パラメータなど:
    pg_stat_archiver
    pg_stat_bgwriter
    待機イベント(pg_stat_activity.wait_event)
    pg_stat_progress_vacuum

 

テーブル / カラム統計情報 【重要度:2】

  • 説明:
    プランナが利用するテーブル・カラムの統計情報についての理解を問う
  • 主要な知識範囲:
    - pg_class
    - pg_stats
    - テーブル・インデックスの実ファイルとパス
    - 実行計画時に利用される統計情報やパラメータ
  • 重要な用語、コマンド、パラメータなど:
    pg_statistic
    pg_stats
    null_frac
    n_distinct
    most_common_freqs
    histogram_bounds
    correlation
    default_statistics_target
    effective_cache_size

 

クエリ実行計画 【重要度:3】

  • 説明:
    EXPLAINが出力する実行計画を読み取り、チューニングを行う。
  • 主要な知識範囲:
    EXPLAIN / EXPLAIN ANALYZE 出力
    計画型
    EXPLAINからのチューニング
    結合の種類(Nested Loop、Hash、Merge)と性能特性
    SQL構文(JOIN/GROUP BY/ORDER BY/LIMIT)に対応する実行計画
    集約関数(sum/count)を伴うSQLに対応する実行計画
    パーティションに対するSQLの実行計画
    パラレルクエリに対応する実行計画
    ウィンドウ関数(row_number/rankなど)のSQLに対応する実行計画
  • 重要な用語、コマンド、パラメータなど:
    EXPLAIN / EXPLAIN ANALYZE

 

その他の性能監視 【重要度:1】

  • 説明:
    性能監視に関するその他の手法
  • 主要な知識範囲:
    スロークエリの検出
    付属ツールによる解析
    性能劣化要因(リソース枯渇、ロック競合)
  • 重要な用語、コマンド、パラメータなど:
    shared_preload_libraries
    auto_explain
    auto_explain.*
    log_min_duration_statement
    pg_stat_statements
    log_autovacuum_min_duration
    log_lock_waits
    log_checkpoints
    log_temp_files
パフォーマンスチューニング(20%) 性能に関係するパラメータ 【重要度:4】
  • 説明:
    データベースの設定パラメータで、特にパフォーマンスに影響を与えるもの、パフォーマンスチューニングの参考になるものに関する理解を問う
  • 主要な知識範囲:
    資源の消費 (RESOURCE USAGE)
    ログ先行書き込み (WRITE AHEAD LOG)
    問い合わせ計画 (QUERY TUNING)
    実行時統計情報 (RUNTIME STATISTICS)
    ロック管理 (LOCK MANAGEMENT)
    軽量ロックと重量ロック
  • 重要な用語、コマンド、パラメータなど:
    shared_buffers
    huge_pages
    effective_cache_size
    work_mem
    maintenance_work_mem
    autovacuum_work_mem
    wal_level
    fsync
    synchronous_commit
    checkpoint_timeout
    checkpoint_completion_target
    deadlock_timeout


チューニングの実施 【重要度:2】

  • 説明:
    データベース、およびSQLのチューニングに関する理解を問う
  • 主要な知識範囲:
    パラメータのチューニング
    実行計画のチューニング
    SQL のチューニング
    テーブル構成のチューニング
    ディスクI/Oの分散
    パラメータの反映方法(パラメータ有効化のために必要なアクション)
    インデックスがSQLの性能に与える影響
    Index Only Scan とVisibility Map
  • 重要な用語、コマンド、パラメータなど:
    Index Only Scan
障害対応(20%) 起こりうる障害のパターン 【重要度:3】
  • 説明:
    データベースでのSQL実行タイムアウトやサーバダウン、動作不良、データ消失、OSリソース枯渇などの故障が発生した場合について、エラーメッセージの内容から原因を特定し、適切な対応ができるかを問う
  • 主要な知識範囲:
    サーバダウン、動作不良、データ消失への対処
    OS リソース枯渇
    OSのパラメータ
    サーバプロセスの状態(idle、idle in transaction、active)
    シグナル(TERM/INT/HUP)によるサーバプロセスへの影響
    サーバプロセスのクラッシュ(セグメンテーションフォルトなど)と影響範囲
  • 重要な用語、コマンド、パラメータなど:
    statement_timeout
    lock_timeout
    idle_in_transaction_session_timeout
    スタンバイでの問い合わせのコンフリクト(衝突)
    hot_standby_feedback
    vacuum_defer_cleanup_age
    max_standby_archive_delay
    max_standby_streaming_delay
    fsync
    synchronous_commit
    restart_after_crash
    pg_cancel_backend()
    pg_terminate_backend()
    pg_ctl kill
    max_locks_per_transaction
    max_files_per_process


破損クラスタ復旧 【重要度:2】

  • 説明:
    データファイルやトランザクションログファイルが破損した場合について、エラーメッセージの内容から原因を特定し、適切な対応ができるかを問う
  • 主要な知識範囲:
    トランザクションログ復旧
    システムテーブルのインデックス復旧
    開発者向けオプション
    テーブル・インデックスの実ファイルとパス
    Relfilenode と OID
    インデックス破損とREINDEXによる復旧
    チェックサムによる破損検知と復旧
    トランザクションIDの周回エラー
  • 重要な用語、コマンド、パラメータなど:
    PITR
    pg_resetwal
    ignore_system_indexes
    ignore_checksum_failure
    コミットログ(pg_xact)
    シングルユーザモード
    VACUUM FREEZE


ホット・スタンバイ復旧 【重要度:1】

  • 説明:
    レプリケーション構成でプライマリ側やスタンバイ側のPostgreSQLが停止・故障した場合について、適切な対応ができるかを問う
  • 主要な知識範囲:
    ストリーミングレプリケーションとロジカルレプリケーション
    ログファイル内のエラーメッセージ
    スタンバイへ伝搬される処理とされない処理
    プライマリ側PostgreSQLの停止・故障と再開(再起動)の方法
    スタンバイ側PostgreSQLの停止・故障と再開(再起動)の方法
    ロジカルレプリケーションのサブスクライバ―へ伝搬される処理とされない処理
    ロジカルレプリケーションのサブスクライバ―でのコンフリクト
  • 重要な用語、コマンド、パラメータなど:
    pg_ctl promote
    pg_receivewal
    pg_rewind

試験概要と受験について

「OSS-DB Exam Gold」に合格すると「OSS-DB Gold」に認定されます。
 認定証・認定カード  受験後、約3週間でお手元に届きます。 

※4週間経っても届かない場合は、LPI-Japan事務局までご連絡ください。

 
 認定者ロゴ  「OSS-DB Gold」に認定された方のみ名刺等にご利用できます。

下記からダウンロードできます。

●文字で使用する場合は以下の表示名を使用してください。

 

OSS-DB Gold 認定エンジニア

または

オープンソースデータベース技術者認定資格 Gold 認定エンジニア

有意性の期限 (再認定ポリシー)  有効期限はありませんが、「有意性の期限(再認定ポリシー)」があります。
有意性を維持するためには「認定日から5年以内」にOSS-DB Exam Goldの再受験と再認定が必要です。
詳しくはこちらをご覧ください。
認定証と認定カード

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