「S3 開発/SQL - S3.1 SQLコマンド(レプリケーション)」からの出題です。
複製対象のテーブルはパブリッシャ側はデータ更新できるが、サブスクライバ側はデータ更新できない。
※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。
例題公開日:2023年6月14日
PostgreSQLでは複製のための機能として、ストリーミングレプリケーションとロジカルレプリケーションが利用できます。
ロジカルレプリケーションは PostgreSQL のバージョン10から追加された機能です。 パブリッシャ(複製元)で生成されたWALをデコードし、論理的な変更内容をサブスクライバ(複製先)に転送します。
データベース単位やテーブル単位での複製が可能であり、一部のSQL(INSERT,UPDATE, DELETE, TRUNCATE)のみ複製されます。
TRUNCATEコマンドを除き、DDLコマンドは複製されません。
異なるメジャーバージョン間での複製が可能であり、メジャーバージョンアップを実施するためにも利用されます。
パブリッシャ(複製元)、サブスクライバ(複製先)のどちらでもデータを更新することが可能です。
従って正解はAとBとDです。
今回の解説について、理解できないポイントがあればどんどん質問をお寄せ下さい。
採用になった方にはLPI-Japanオリジナルの記念品を贈呈します。
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