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受験対策

Silverの例題解説
「S3.1 SQLコマンド(データ型)」

「S3 開発/SQL - S3.1 SQLコマンド(データ型)」からの出題です。

例題

JSONを扱うデータ型の説明として、誤っているものを1つ選びなさい。


  1. JSONデータを格納するためのデータ型として、json型とjsonb型が用意されている。
  2. json型は単に入力値のコピーを格納しているので、JSONオブジェクト内に同じキーと値が複数含まれることがある。
  3. jasonb型は処理をするたびに再解析が必要とされないので処理が大幅に高速化される。
  4. json型はインデックスをサポートしている。
  5. JSONを格納するデータに効率的に問い合わせするために、jsonpath型が用意されている。

※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。
例題公開日:2023年6月28日

解答と解説

JSONデータを格納するためのデータ型として、json型とjsonb型が用意されており、これらのデータ型に効率的に問い合わせるためのjsonpath型を提供しています。
json型は入力値をそのまま格納しているため、参照等のJSON処理関数は実行するたびに再解析する必要があります。
jsonb型では、最適化されたバイナリ形式で格納されます。データを格納する際には変換のオーバーヘッドのため少し遅くなりますが、 参照等のJSON処理関数を実行する際には、再解析が必要とされないので大幅に高速化されます。
特殊な使い方をしない限り、jsonb型の利用が推奨されています。
また jsonb型はインデックスをサポートしています。

誤っているものを選ぶ問題なので、正解はDです。

今回の解説について、理解できないポイントがあればどんどん質問をお寄せ下さい。
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