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受験対策

Silverの例題解説
「S3.2 組み込み関数(文字列関数)」

「S3 開発/SQL - S3.2 組み込み関数(文字列関数)」からの出題です。

例題

3.144

文字列関数についての以下の説明で、適切なものを3つ選びなさい。


  1. character_length関数で文字列のバイト長を取得できる。
  2. substring関数で文字列の2文字目から5文字目までといった部分文字列を取得できる。
  3. lower関数で文字列がすべて英小文字からなっているかどうかを調べることができる。
  4. trim関数で文字列の両端から空白文字を除去した文字列を取得できる。
  5. replace関数で文字列中の文字の置換を行い、例えばすべての a を A に変更する、といったことができる。

※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。
例題公開日:2022年10月26日

解答と解説

character_lengthは文字列の長さを返す関数ですが、単位は文字数です。日本語などマルチバイトの文字でも、エンコーディングに依存せず、文字の数を返します。

substringは部分文字列を取得する関数です。典型的な使い方は開始点と文字数を指定するもので、例えば substring(col_name, 2, 4)とすれば、col_name列の文字列の2文字目から4文字(つまり5文字目まで)を取得しますが、他に正規表現とマッチする部分文字列を取得する、といった使い方もあります。

lower関数は、文字列に含まれる大文字をすべて小文字に変換します(他の文字はそのまま)。例えば lower('Abc1') は 'abc1' となります。

trim関数は文字列の両端から空白を削除する関数ですが、オプション指定で先端のみ、終端のみの削除にしたり、空白ではなく指定文字を削除したりすることもできます。

replaceは文字列中に出現するすべての指定文字列を別の文字列に変換します。例えば、replace('abcayz', 'a', 'A') は'AbcAyz'となります。

従って正解はB、D、Eです。

今回の解説について、理解できないポイントがあればどんどん質問をお寄せ下さい。
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