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受験対策

Silverの例題解説
「S2.2 標準付属ツールの使い方」

「S2 運用管理 - S2.2 標準付属ツールの使い方」からの出題です。

例題

2.132

PostgreSQLの標準付属ツールの使い方の説明として、最も適切なものを3つ選びなさい。

  1. pg_config はPostgreSQLデータベースの設定パラメータの値を変更することができる。
  2. pg_controldataはネットワーク経由で送受信されるデータサイズを制限するために利用できる。
  3. pg_ctl はPostgreSQLデータベースを起動あるいは停止させることができる。

  4. pg_isreadyはPostgreSQLデータベースが接続可能な状態かどうかを確認できる。

  5. pg_resetwalはデータベースファイルが破損するなどしてデータベースサーバが起動できないときの最後の手段として利用できる。

※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。
例題公開日:2023年2月8日

解答と解説

pg_configはサーバの構築時に使用されたパラメータなど、インストールされているPostgreSQLに関する各種情報を表示するコマンドです。
pg_controldataはカタログのバージョンなどinitdbで初期化された情報を表示するコマンドです。
pg_ctlはデータベースサーバの起動、停止、再起動のほか、稼働中のサーバの状態を表示したり、設定ファイルを再読み込みさせたりできます。
pg_isreadyはPostgreSQLサーバの状態を検査するコマンドで、接続が可能な状態かどうかを終了ステータスで返します。
pg_resetwalはPostgreSQLのWAL(先行書き込みログ)を削除し、さらにpg_controlファイル内に保存された制御情報の一部を初期化することができるコマンドで、これらのファイルの破損などが原因でサーバが起動できなくなったときの最後の手段として使用することができます。

したがって正解はC、D、Eです。

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※本例題および解説は、例題作成者から提供されたものです。実際の試験問題とは異なります。
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