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受験対策

Silverの例題解説
「S2.4 バックアップ方法(非排他的低レベルバックアップ)」

「S2 運用管理 - S2.4 バックアップ方法(非排他的低レベルバックアップ)」からの出題です。

例題

2.136

非排他的低レベルバックアップの説明として、誤っているものを2つ選びなさい。

  1. 稼働中のPostgreSQLに接続して、pg_start_backup()関数やpg_stop_backup()関数を使用する。
  2. pg_stop_backup()関数の実行後、backup_labelとtablespace_mapの2つのファイルが自動的に生成される。
  3. pg_start_backup()関数やpg_stop_backup()関数のオプションを指定しない場合、排他的モードで動作する。

  4. 排他的モードは推奨されていない。

  5. 非排他的低レベルバックアップで取得したバックアップはPITRに利用できない。

※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。
例題公開日:2023年7月12日

解答と解説

PITRで使用するベースバックアップを取得する方法の一つとして、非排他的低レベルバックアップがあります。 非排他的低レベルバックアップは低レベルAPIを用いて、バックアップを取得します。
稼働中の PostgreSQL に接続して、pg_start_backup()関数を実行したあと、 データベースクラスタのディレクトリをバックアップ(コピー)し、pg_stop_backup()関数を実行します。 なお、スーパーユーザまたは関数のEXECUTE権限を付与されたユーザで操作する必要があります。 非排他的低レベルバックアップでは、バックアップ先にファイルを作成する必要があります。

バックアップ情報を保存するbackup_labelとテーブルスペースを利用している場合は、 テーブルスペース情報を保存するtablespace_mapというファイルを作成します。
ファイルにはpg_stop_backup()関数の出力結果を記載します。
排他モードと非排他モードが存在し、デフォルトは排他モードで実行されますが、 公式からは推奨されていません。

誤っているものを選ぶ問題なので、正解はBとEです。

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※本例題および解説は、例題作成者から提供されたものです。実際の試験問題とは異なります。
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