今回は、Goldの「G1 運用管理 - G1.2 運用管理用コマンド全般」からの出題です。
A. FULLオプションを付加すると、データベース全体の不要領域が回収される。
B. VERBOSEオプションを付加すると、VACUUM処理の詳細な情報を取得することができる。
C. AUTOオプションを付加すると、autovacuumの設定を用いてVACUUMが行われる。
D. ANALYZEオプションを付加すると、統計情報の更新も行われる。
E. 一つのVACUUMコマンドに複数のテーブルを指定して実行することができる。
※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。
A. FULLオプションを付加すると、未使用領域をOSに返還する完全なVACUUMを実施します。データベース全体に対する処理を意味するものではありません。なお、VACUUM対象テーブルが指定されていなければ対象範囲はデータベース全体となります。
B. VERBOSEオプションを付加すると、VACUUM処理の進行状況などの詳細な情報が出力されます。
C. AUTOというオプションは存在しません。
D. ANALYZEオプションを付加すると、VACUUM処理後に統計情報も更新されます。
E. 一つのVACUUMコマンドには一つのテーブルしか指定できません。
よって正解は、BとDです。
今回の解説について、理解できないポイントがあればどんどん質問をお寄せ下さい。
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