今回は、Goldの「G2 性能監視 - G2.4 その他の性能監視」からの出題です。
※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。
正解は「C. 実行された全てのSQL文の実行時の統計情報を記録する」です。
pg_stat_statementsは、実行された全てのSQL文の実行時の統計情報を記録することができるモジュールです。
実行回数やSQLの累計の処理時間を確認できるため、スロークエリの解析に利用できます。
それぞれの選択肢について説明します。
A. SQL文の実行に指定した時間以上かかった場合、それぞれのSQL文の実行に要した時間を記録する
誤っています。
上記は、log_min_duration_statementの説明です。
B. ロック待ちとなっているトランザクションや対象のテーブルを確認する
誤っています。
上記は、pg_locksの説明です。
C. 実行された全てのSQL文の実行時の統計情報を記録する
正解です。
D. データベースあたり1行の形式でデータベース全体の情報を表示する
誤っています。
上記は、pg_stat_databaseの説明です。
E. 現在のデータベースの各テーブルごとに1行の形で、テーブルへのアクセス統計情報を表示する
誤っています。
上記は、pg_stat_all_tablesの説明です。
今回の解説について、理解できないポイントがあればどんどん質問をお寄せ下さい。
※試験問題に関わるお問い合わせにつきましては、LPI-Japan事務局ではお応えできませんのでご了解ください。
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