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受験対策

Silverの例題解説
「S3.1 SQL コマンド(テーブルスペース)」

今回は、Silverの「S3 開発/SQL - S3.1 SQL コマンド(テーブルスペース)」からの出題です。

例題

3.113

テーブルスペース(テーブル空間、tablespace)の使い方として、間違っているものを1つ選びなさい。

  1. CREATE TABLESPACE コマンドでテーブルスペースとして使用するディレクトリを指定するが、このディレクトリは既存で、かつ空でなければならない。
  2. テーブルを作成する際、 CREATE TABLE (…テーブル定義…) TABLESPACE テーブルスペース名; のようにすれば、指定したテーブルスペースが使用される。

  3. パラメータ default_tablespace でテーブルスペース名を指定すると、CREATE TABLE などで作成されるオブジェクトは、設定されたテーブルスペースを使用する。
  4. テーブルスペース内にオブジェクトを作成するには、そのテーブルスペースについての CREATE 権限が必要である。
  5. DROP TABLESPACEコマンドでテーブルスペースを削除するとき、その中にあるオブジェクトも自動的に削除される。

※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。
例題公開日:2020年3月26日

解答と解説

テーブルスペースは、テーブルやインデックスなどの物理的な置き場所です。デフォルトではどのオブジェクトもデータベースクラスタを構成するディレクトリの下に置かれますが、テーブルスペースを作成することで、他の場所にオブジェクトを置くようにできます。
例えば、ディスク容量が不足して、別のパーティションをデータの置き場所として追加したいときや、使用頻度の高いテーブルやインデックスを、より高速なストレージ内に配置したいときなどがテーブルスペースを使用するケースとして考えられるでしょう。
PostgreSQLでは、テーブルスペースとしてディレクトリを指定します。例えば、作成するテーブルスペース名がmy_tablespace、使用するディレクトリが /path/to/my_tablespace だとすると、CREATE TABLESPACE my_tablespace LOCATION ‘/path/to/my_tablespace’ のようにして作成しますが、CREATE TABLESPACEは内部的に mkdir を実行しないので、事前にこのディレクトリを作成しておく必要があり、またこのディレクトリは空でなければなりません。Linuxなら、root ユーザで 


mkdir /path/to/my_tablespace
chown postgres /path/to/my_tablespace
chmod 700 /path/to/my_tablespace


といった処理を実行しておきます。
CREATE TABLEの実行時、特に指定しなければデフォルトのテーブルスペースが使用されますが、CREATE TABLE my_table(...) TABLESPACE my_tablespace のように実行すれば、my_tablespaceが使用されます。
また、default_tablespace というパラメータがあるので、


SET default_tablespace = my_tablespace;
CREATE TABLE my_table(...);


とした場合も、my_tablespace が使用されます。
テーブルスペースを作成するにはスーパーユーザ権限が必要ですが、作成しただけでは一般ユーザはテーブルスペースにオブジェクトを作ることができません。オブジェクトを作るには


GRANT CREATE ON TABLESPACE my_tablespace TO somebody;


のようにして、テーブルスペースについてのCREATE権限が付与される必要があります。
テーブルスペースを削除するには DROP TABLESPACEコマンドを使用しますが、実行するにはテーブルスペースが空である必要があります。何らかのオブジェクトが入っているときは、まずそのオブジェクトを削除するか、他のテーブルスペースに移動する必要があります。


間違っているものを選ぶ問題なので、正解はEです。

今回の解説について、理解できないポイントがあればどんどん質問をお寄せ下さい。
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