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受験対策

Silverの例題解説「開発/SQL - SQLコマンド(PL/pgSQL)」

今回は、Silverの「開発/SQL - SQLコマンド(PL/pgSQL)」からの出題です。

例題

3.116

PL/pgSQLを使って次のような関数定義をしたい。
create function test_func(a integer) returns integer as $$
declare
x record;
begin
select * into x from test_table
where id = a;
return x.value;
end;
$$ language plpgsql;

これに関する説明として適切なものを選びなさい。

  1. 2行目の declare の後にセミコロンが必要なので、このcreate functionはエラーとなる。
  2. 3行目の x record は間違っているので、このcreate functionはエラーとなる。正しくは x test_table%ROWTYPE とする。

  3. 4行目の begin の後にセミコロンが必要なので、このcreate functionはエラーとなる。
  4. 5行目で参照するtest_table が存在しなければ、create funtion はエラーとなる。
  5. 6行目で参照するid列が存在しないとき、create functionには成功するが、この関数を呼び出したときに実行時エラーとなる。

※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。
例題公開日:2020年6月24日

解答と解説

PostgreSQLにはPL/pgSQLという手続き型言語が標準で備わっており、これを使って複雑な処理をサーバ側で実行させることができます。
PL/pgSQLで作成する関数は、DECLAREで始まる宣言部、BEGINで始まる実行部に分かれ、ENDで終わりになります。宣言部の変数定義(例題では3行目の x record)や、実行部の文(例題では5行目から始まるSELECT文と7行目のRETURN文)および最後のENDは文の終わりを示すセミコロンが必要ですが、DECLAREとBEGINの後はセミコロンを付けてはならず、付けると構文エラーになります。
変数宣言では、integerやvarcharなどデータベースのテーブルでお馴染みのデータ型の他に、指定のテーブルと同じ構造を表す行型(table_name%ROWTYPE と記述する)、任意の行構造を代入できるレコード型(例題の3行目)などが使えます。
CREATE FUNCTIONの時点では構文解析のみが行われ、テーブルや列の存在や型については検証されません。例えば宣言部で定義していない変数を実行部で使用したり、SQLの構文が間違っていたりすると、CREATE FUNCTIONの実行自体がエラーになりますが、指定したテーブルや列が存在していなくても、(SQLの構文として正しいなら)CREATE FUNCTIONは成功し、定義した関数を実行しようとしたときにエラーが返ります。


したがって正解はEです。

今回の解説について、理解できないポイントがあればどんどん質問をお寄せ下さい。
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