「開発/SQL - SQL コマンド(テーブルスペース)」からの出題です。
※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。
例題公開日:2022年6月1日
テーブルスペースを作成することにより、既存の構成で使用しているのとは異なるファイルシステムにテーブルやインデックスなどのデータベースオブジェクトを置くことができるようになります。テーブルスペースはデータベースクラスタ内で共有されるので、クラスタ内の他のデータベースからも使用できます。
テーブルスペースにオブジェクトを作成するには、テーブルスペースに対するCREATE権限が必要です。テーブルスペース内のテーブルにアクセスするには、そのテーブルに対するSELECTなどの権限があれば良く、テーブルスペース自体に対する権限は必要ありません。
オブジェクトをテーブルスペースts1に作成するには、CREATE TABLEやCREATE INDEXでTABLESPACE ts1 をオプションとして指定します。テーブルとインデックスを別のテーブルスペースに配置することも可能です。オブジェクトが配置されたテーブルスペースを変更することも可能で、例えばテーブルなら ALTER TABLE で SET TABLESPACE ts1 をオプションとして指定すれば、テーブルがts1に移動されます。
従って正解はBとEです。
今回の解説について、理解できないポイントがあればどんどん質問をお寄せ下さい。
採用になった方にはLPI-Japanオリジナルの記念品を贈呈します。
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