今回は、Silverの「S1 一般知識 - S1.1 OSS-DBの一般的特徴(ライセンス)」からの出題です。
PostgreSQLのソースコードは公開されており、誰でもダウンロードできる。
PostgreSQLのソースコードに改変を加えた場合、それを公開する義務がある。
PostgreSQLのソースコードを改変して再配布するとき、著作権表示をする必要はない。
PostgreSQLの開発者は、致命的なバグについて修正の義務を負っている。
PostgreSQLはユーザ登録することなく、無料で利用できる。
※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。
例題公開日:2011年2月10日
答はAとEです。
オープンソースソフトウェアはソースコードが入手できる、再配布可能、など共通の特徴がありますが、ライセンスにはいくつかの種類があり、ソースの改変や再配布の条件がそれぞれ異なるので、利用するソフトウェアがどのようなライセンスになっているのか注意が必要です。
PostgreSQLのライセンスはBSDライセンスに基づいたものになっており、ソースを改変した場合に、そのコードを公開する義務はありませんし、またそれを商用利用することも可能です。
今回の解説について、理解できないポイントがあればどんどん質問をお寄せ下さい。
採用になった方にはLPI-Japanオリジナルの記念品を贈呈します。
※試験問題に関わるお問い合わせにつきましては、LPI-Japan事務局ではお応えできませんのでご了解ください。
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