今回は、Silverの「S1 一般知識 - S1.1 OSS-DBの一般的特徴(コミュニティ)」からの出題です。
PostgreSQLのマニュアルは英語版だけが存在している。
PostgreSQLの日本語マニュアルは、英語版から機械翻訳を使って作成したものなので、間違いが多く、可能であれば英語版を参照すべきである。
PostgreSQLのマニュアルは、プロの翻訳家によって英語から日本語に翻訳され、有償で販売されている。
PostgreSQLのマニュアルは、ボランティアの手によって英語から日本語に翻訳され、無償で公開されている。
※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。
例題公開日:2012年11月21日
PostgreSQLの開発には、日本人を含め、世界各国の技術者が参加していますが、マニュアルはまず英語で記述され、それが各国語に翻訳されています。
英文マニュアルは以下のサイトに置いてありますが、ここからフランス語と日本語のマニュアルへのリンクもありますね。
http://www.postgresql.org/docs/
日本では、日本PostgreSQLユーザ会が中心となってボランティア(大半はPostgreSQLを使っている技術者)が翻訳し、ユーザ会のサイトで日本語マニュアルを公開しています。
http://www.postgresql.jp/document/
というわけで、正解はDです。
PostgreSQL自体の開発に参加するのはハードルが高いと思われる方も多いでしょうが、マニュアルの翻訳、あるいは翻訳されたマニュアルの品質改善などであれば、より簡単に参加できると思います。
是非、コミュニティの活動に参加し、貢献してください。
今回の解説について、理解できないポイントがあればどんどん質問をお寄せ下さい。
採用になった方にはLPI-Japanオリジナルの記念品を贈呈します。
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