今回は、Silverの「S1 一般知識 - S1.1 OSS-DBの一般的特徴(ライセンス)」からの出題です。
Linuxカーネルと同じ、GPLに基づくライセンスを採用している。
PostgreSQLライセンスという名前の、BSDに基づくライセンスを採用している。
PostgreSQLのソースコードを改変して作成したプログラムを有償で販売することは認められていない。
PostgreSQLのソースコードを改変して作成したプログラムを有償で販売する場合、改変部分を公開する義務がある。
※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。
例題公開日:2013年6月18日
PostgreSQLはPostgreSQLライセンスというBSDに基づくライセンスを採用しています。BSDに基づくライセンスは種類が多いですが、共通の特徴として、GPLのコピーレフト条項と異なり、二次的著作物(例えばソースコードを改変して作成したプログラム)の利用について原著作物と同じライセンスにする必要がないことが挙げられます。例えば、二次的著作物を有償で販売し、そのソースコードを公開しない、ということが可能です。
従って正解はBとEです。
今回の解説について、理解できないポイントがあればどんどん質問をお寄せ下さい。
採用になった方にはLPI-Japanオリジナルの記念品を贈呈します。
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