今回は、Silverの「S1 一般知識 - S1.1 OSS-DBの一般的特徴」からの出題です。
PostgreSQLのグローバル開発チームに改変を依頼するのが唯一の手段である。
日本PostgreSQLユーザ会に依頼すれば、有償で対応してもらえる。
ソースコードを有償で購入すれば、自由に改変し、配布することができる。
ソースコードは無償だが、改変したものを配布するには、グローバル開発チームの特別な許可が必要である。
※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。
例題公開日:2017年1月16日
PostgreSQLのライセンスはBSDに基づいたもので、ソースコードは無償で配布されており、それを改変するにあたり、特別な制限はありません。
配布する場合も、ライセンス表示などの義務はありますが、改変したコード自体を公開する義務はありませんし、その配布を無償にする義務もありません(有償で配布してもかまいません)。
もちろん、グローバルの開発チームに新機能の提案をすれば、それが実装される場合もありますが、それが唯一の手段というわけではありません。
日本PostgreSQLユーザ会はあくまでもユーザのコミュニティなので、製品機能の改変などといったサービスはしていません。
従って、正解は E です。
今回の解説について、理解できないポイントがあればどんどん質問をお寄せ下さい。
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