今回は、Silverの「S2 運用管理 - S2.3 設定ファイル」からの出題です。
論理値型のパラメータは true あるいは false と小文字で設定しなければならない
メモリを設定するパラメータでは kB, MB, GB, TB の単位が指定できる
時間を設定するパラメータは、すべて秒単位で指定する
行頭が # の行はコメント行である
パラメータの設定は
param1 = val1;
のようにセミコロンで終了し、セミコロンがなければ次行に継続する
※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。
例題公開日:2019年4月1日
PostgreSQLサーバの各種パラメータの設定はpostgresql.confというファイルで行います。
パラメータは
param1 = val1
のような形式で1行に1つだけ指定します。
行頭が # の行はコメント行とみなされ、無視されます。
パラメータには論理値、整数、浮動小数点、文字列、列挙型など様々な型があるので設定しようとしているパラメータがどの型なのか注意してください。
パラメータ名は大文字と小文字の区別がされません。
値は論理値型、列挙型では大文字小文字の区別はされませんが、他の型では区別されます。
論理値型は、on, off, true, false, yes, no, 1, 0 およびこれらの頭文字(t, f, y, n)を大文字あるいは小文字で指定できます。
メモリや時間を指定するとき、数値だけ指定すると、デフォルトの単位が使われますが、何がデフォルトかはパラメータによって異なります。明示的に単位を指定するとき、メモリではkB, MB, GBが、時間ではms(ミリ秒)、s(秒)、min(分)、h(時)、d(日)が使えます。大文字と小文字が区別されますので、特にkBには注意してください(kは小文字、Bは大文字)。
従って、正解はBとDです。
なお、詳しい記述方法はマニュアルを参照してください。
http://www.postgresql.jp/document/10/html/config-setting.html
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