今回は、Silverの「開発/SQL - SQLコマンド(スキーマ)」からの出題です。
※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。
例題公開日:2018年1月29日
データベースの種類によっては、ユーザとスキーマの区別の説明が難しいくらいに一体化しているものもあります。
PostgreSQLでは、デフォルトのスキーマ検索パスの先頭がユーザ名と同じスキーマになっている、という程度の弱いつながりはあるものの、スキーマとユーザは全く別物で、ユーザ名と同じスキーマが存在するとは限らず、また一人のユーザが複数のスキーマを所有することもできます。
DROP SCHEMAを実行すると、そのスキーマと、スキーマ内のオブジェクトすべてが削除されます。
スキーマを削除できるのはそのスキーマの所有者とスーパーユーザだけですが、スキーマ内のオブジェクトは、そのオブジェクトの所有者と関係なく削除されます。
なお、削除対象のオブジェクトに依存するオブジェクトが別のスキーマ内に存在するときは、デフォルトでは削除が拒絶されます。
従って、正解はEです。
https://www.postgresql.jp/document/9.6/html/sql-dropschema.html
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