今回は、Silverの「開発/SQL - 組み込み関数(文字列関数)」からの出題です。
SELECT substring(aa, 3, 4) FROM xx;
SELECT substring(aa, 3, 6) FROM xx;
SELECT substring(aa from 3 to 6) FROM xx;
SELECT substring(aa from 3 for 4) FROM xx;
SELECT substring(aa, 4 from 3) FROM xx;
※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。
例題公開日:2018年5月28日
文字列について先頭からN番目の文字、あるいはN番目の文字から始まる一定の長さの文字列を取得したいことはよくありますが、SQLではsubstring関数を使うことでそれが実現できます。
SQL標準の使い方は substring(対象文字列 from 開始位置 for 長さ) です。例えば、substring(aa from 3 for 4)とすれば、文字列aaの3文字目から始まる4文字となります。fromとforの一方を省略することができて、substring(aa from 3) としたら、3文字目以降のすべての文字からなる文字列になります。substring(aa for 4) は先頭から4文字の意味になるので、substring(aa from 1 for 4)と同じです。
substring関数には多くのプログラミング言語で使われる、引数をカンマで区切る形式もあります。substring(対象文字列,開始位置 [, 長さ]) という形式になります。この形式では開始位置は省略できません。長さを省略すると、forを省略するのと同じく、開始位置以降のすべての文字からなる文字列になります。
なお、選択肢CやEのような構文はサポートされていません。
従って正解はAとDです。
substringは重要な関数なので、使い方をマスターしておきましょう。
今回の解説について、理解できないポイントがあればどんどん質問をお寄せ下さい。
採用になった方にはLPI-Japanオリジナルの記念品を贈呈します。
※試験問題に関わるお問い合わせにつきましては、LPI-Japan事務局ではお応えできませんのでご了解ください。
© EDUCO All Rights Reserved.