PREPARATION
受験対策

Silverの例題解説「運用管理 - 基本的な運用管理作業(テーブル単位の権限)」

今回は、Silverの「運用管理 - 基本的な運用管理作業(テーブル単位の権限)」からの出題です。

例題

1.40

テーブルのアクセス権について最も適切な説明を1つ選びなさい。

  1. CREATE TABLEで作成された直後のテーブルにアクセス権があるのは、テーブルの所有者、つまりCREATE TABLEを実行したユーザだけである。

  2. テーブルのアクセス権をユーザに付与するにはALTER TABLE文を使う。

  3. テーブルのアクセス権をユーザに付与できるのはテーブルの所有者だけである。

  4. テーブルの所有者は、そのテーブルに基づくビューを作成する権限を各ユーザに付与、あるいは剥奪することができる。

  5. テーブルの所有者であるにも関わらず、そのテーブルへのアクセス権がなく、SELECTできない、ということもあり得る。

※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。
例題公開日:2014年4月14日

解答と解説

データベースでは、テーブルのSELECT、INSERT、UPDATE、DELETEなどのアクセス権限について、ユーザ毎に管理することができます。
アクセス権限を付与するにはGRANT文、剥奪するにはREVOKE文を使います。
デフォルトの設定では、CREATE TABLEで作成された直後のテーブルにアクセス権があるのはテーブルの所有者とスーパーユーザだけですが、ALTER DEFAULT PRIVILEGESで設定を変更すれば、作成直後のテーブルへのアクセス権をその他のユーザに付与することも可能です。
GRANT時にWITH GRANT OPTIONというオプション付きで権限を付与された場合、付与された権限を他のユーザに付与することが可能になります。
アクセス権限には、SELECT、UPDATEなどの他に、外部キー制約を作る権限、トリガーを作成する権限などがありますが、そのテーブルに基づくビューを作る権限というのはありません。
デフォルトでテーブルの所有者はそのテーブルに関するすべての権限を持っていますが、自分自身の権限をREVOKEすることでアクセスできないようにすることも可能です。

従って正解はEです。

 

今回の解説について、理解できないポイントがあればどんどん質問をお寄せ下さい。
採用になった方にはLPI-Japanオリジナルの記念品を贈呈します。

※試験問題に関わるお問い合わせにつきましては、LPI-Japan事務局ではお応えできませんのでご了解ください。

企業の基幹システムや業務システムでの
OSS-DBの採用がますます拡大している中、
昇格・昇給・就職・転職に必ず役立つ認定資格になります

OSS-DBの受験対策について

受験の学習をサポートする情報や対策に役立つ情報をご紹介

サンプル問題/例題解説

例題 のアーカイブを試験ごとにまとめています。OSS-DB技術者認定試験の学習にお役立てください

学習教材・教育機関のご紹介

OSS-DB認定教材や教育機関について詳しくご説明いたします。

無料技術解説セミナー

受験準備をされていらっしゃる方々を対象に、無料技術解説セミナーの日程をお知らせしています。

OSS-DB道場

受験準備をされていらっしゃる方々を対象に、無料技術解説セミナーの日程をお知らせしています。

LPI-Japan
Platinum Sponsors

関連資格