今回は、Silverの「運用管理 - 基本的な運用管理作業(データベースユーザの追加・削除・変更方法)」からの出題です。
$ createuser -c foo
$ createuser -d foo
$ createuser -D foo
=> create user foo with db;
=> create user foo createdb;
※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。
例題公開日:2016年7月11日
ユーザ(ロール)を新規に作成するには、OSのコマンドプロンプトからcreateuserコマンドを実行するか、あるいはpsqlなどでデータベースに接続し、SQLのCREATE USERまたはCREATE ROLEを実行します。
createuserコマンドは、
createuser [オプション] [ユーザ名]
という形式で実行します。この問題の選択肢になっているオプションは次の意味を持ちます。
-c: 新しいユーザの最大接続数、デフォルトは無限大
-d: 新しいユーザにデータベースの作成権限を付与する
-D: 新しいユーザにデータベースの作成権限を付与しない(デフォルト)
一方、SQLのCREATE USERは
CREATE USER ユーザ名 [ [WITH] オプション]
という形式で実行します。WITHキーワードはあってもなくても構いません。データベースの作成権限を付与するにはオプションとしてCREATEDBを指定します。
従って正解はBとEです。
今回の解説について、理解できないポイントがあればどんどん質問をお寄せ下さい。
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