今回は、Silverの「運用管理 - 基本的な運用管理作業(情報スキーマとシステムカタログ)」からの出題です。
テーブルの情報はpg_tables、列の情報はpg_columnsに格納されている。
テーブルの情報はpg_relations、列の情報はpg_relcolumnsに格納されている。
テーブルの情報はpg_class、列の情報はpg_attributeに格納されている。
テーブルの情報はpg_table_info、列の情報はpg_table_columnsに格納されている。
テーブルの情報はpg_rel_info、列の情報はpg_col_infoに格納されている。
※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。
例題公開日:2016年10月31日
システムカタログにはデータベース内の様々なオブジェクトに関する情報が格納されています。
pg_classにはテーブルおよびテーブルに類する(列を持つ)オブジェクト(ビュー、シーケンス、マテリアライズド・ビューなど)に関する情報が格納されます。
テーブルの列に関する情報はpg_attributeというシステムカタログに格納され、1つの列について1つの行がpg_attributeに作られます。
選択肢にある他のpg_ で始まる名前も尤もらしく見えるかもしれませんが、システムカタログはpg_classとpg_attributeの2つだけです。pg_tablesはテーブルに関するいくつかの有用な情報を提供しますが、複数のシステムカタログを組み合わせたビューでシステムビューと呼ばれます。他のものはシステム上に存在しません。
従って、正解はCです。
各システムカタログの詳細については http://www.postgresql.jp/document/9.5/html/catalogs.html を参照してください。
今回の解説について、理解できないポイントがあればどんどん質問をお寄せ下さい。
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