今回は、Silverの「運用管理 - 基本的な運用管理作業(テーブル単位の権限、GRANT/REVOKE)」からの出題です。
テーブルの行を検索(SELECT)する権限
テーブルの特定の列を更新(UPDATE)する権限
テーブルのすべての行を削除(DELETE)する権限
テーブルを削除(DROP)する権限
テーブルに関する権限を他のユーザに付与(GRANT)する権限
※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。
例題公開日:2016年12月5日
テーブルに関する権限のGRANTの一般的な構文は
GRANT 権限種別 ON テーブル名 TO 付与先 [WITH GRANT OPTION]
で、権限種別としてSELECT, INSERT, UPDATE, DELETEなどを指定することで、行の検索、挿入、更新、削除をする権限を付与できます。
また、SELECT/INSERT/UPDATEでは権限種別とONの間に列リストを指定することで、特定の列についてのみ検索、挿入、更新を許可することもできます。
GRANT文の終わりにWITH GRANT OPTIONを指定すると、付与した権限を他のユーザに付与する権限も与えることになります。
DELETE権限があればテーブルのすべての行を削除することができますが、テーブル自体を削除(DROP)するのは、テーブルの所有者に限られ、その権限をGRANTで付与することはできません。
従って、正解はDです。
今回の解説について、理解できないポイントがあればどんどん質問をお寄せ下さい。
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