今回は、Goldの「運用管理 - 運用管理用コマンド全般」からの出題です。
A. 整列されたデータを昇順にロードした場合、ANALYZEを実施しなくとも最適なプランが作成される。
B. 自動バキュームデーモンがANALYZEを実施する場合がある。
C. default_statistics_targetの値を大きくすると、ANALYZEの所要時間は短くなるがプランナの予測の品質は低下する。
D. 対象とするテーブルへのSHARE UPDATE EXCLUSIVEロックが取得される。
E. PostgreSQLのANALYZE文は、標準SQLに準拠している。
※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。
A. ロードするデータの順番と作成されるプランの質に直接的な関係はありません。
B. 自動バキュームデーモンはVACUUMだけではなくANALYZEも実行する場合があります。
C. default_statistics_targetの値を大きくすると、ANALYZEの所要時間は長くなり、プランナの予測の品質は向上します。
D. ANALYZEでは、SHARE UPDATE EXCLUSIVEロックが取得されます。ANALYZEによって、SELECT文やINSERT文などの処理が阻害されることはありません。
E. 標準SQLにANALYZE文は存在しません。
したがってBとDが正解です。
今回の解説について、理解できないポイントがあればどんどん質問をお寄せ下さい。
※試験問題に関わるお問い合わせにつきましては、LPI-Japan事務局ではお応えできませんのでご了解ください。
© EDUCO All Rights Reserved.