今回は、Goldの「運用管理 - 運用管理用コマンド全般」からの出題です。
A. 通常はフルバックアップを取得するよりも、pg_basebackupによって更新差分を取得する方が処理時間は短い。
B. recovery_target_timelineをデフォルト値で使用すると、ベースバックアップが取得された際のタイムラインへ回復する。
C. pg_dumpコマンドによってpsqlコマンドでリストア可能な形式 として出力したバックアップファイルには、データベースを作成する SQLコマンドが含まれる場合がある。
D. pg_dumpコマンドも、pg_restoreコマンドも並列実行することが可能であり、複数のデータベースのバックアップ・リストア処理を行う際は高速化が図れる。
E. pg_restoreコマンドで--encodingオプションを使用すると、sjisで作成したダンプファイルをUTF8でリストアすることができる。
※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。
A. pg_basebackupでは常にデータベースクラスタ全体のバックアップを取得します。
B. 正解です。
C. 正解です。
D. 正解です。
E. pg_restoreコマンドにencodingオプションはありません。
従って、正解はB,C,Dです。
今回の解説について、理解できないポイントがあればどんどん質問をお寄せ下さい。
※試験問題に関わるお問い合わせにつきましては、LPI-Japan事務局ではお応えできませんのでご了解ください。
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