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受験対策

Goldの例題解説「パフォーマンスチューニング - 性能に関係するパラメータ」

今回は、Goldの「パフォーマンスチューニング - 性能に関係するパラメータ」からの出題です。

例題

3.13

問い合わせ計画に関する以下の内容のうち、正しいものを全て選択しなさい。

  1. enable_indexscanを無効に設定すると、インデックススキャンは完全に行われなくなる。

  2. enable_seqscanを無効に設定すると、シーケンシャルスキャンは完全に行われなくなる。

  3. random_page_costをseq_page_costと比較して小さく設定すると、よりインデックススキャンが使用されるようになる。

  4. random_page_costをseq_page_costと比較して大きく設定すると、よりインデックススキャンが使用されるようになる。

  5. default_statistics_targetをより小さく設定すると、より細かく統計情報を収集するようになるため、プランナの予測の品質が向上する。

※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。

解答と解説

enable_indexscanを無効にすると、プランナはインデックススキャンを選択しないようになります。
enable_seqscanを無効にすると、プランナはシーケンシャルスキャンをなるべく選択しないようになりますが、たとえば、インデックスが定義されていないテーブルに対するスキャンなどはシーケンシャルスキャンとなります。


seq_page_costにはシーケンシャルにディスクを読み込む際の、プランナの推定コストを設定します。
一方、random_page_costにはランダムにディスクを読み込む際の、プランナの推定コストを設定します。
このrandom_page_costの値をseq_page_costと比較して小さく設定すると、プランナはよりインデックススキャンを使用するようになります。

default_statistics_targetをより大きく設定すると、プランナの予測の精度が向上します。
ただし、default_statistics_targetを大きくすると、ANALYZEの処理時間が長くなります。

従って、正解はA,Cです。

今回の解説について、理解できないポイントがあればどんどん質問をお寄せ下さい。

※試験問題に関わるお問い合わせにつきましては、LPI-Japan事務局ではお応えできませんのでご了解ください。

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