今回は、Silverの「開発/SQL - テーブル定義」からの出題です。
ftableというテーブルが存在しないとCREATE TABLEがエラーになる。
ftableというテーブルの列idが主キーでないとCREATE TABLEがエラーになる。
new_tableの列idにNULLを入れることはできない。
new_tableの列fidにNULLを入れることはできない。
ftableの列idにNULLを入れることはできない。
※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。
例題公開日:2014年9月3日
CREATE TABLEで外部キー制約をつける場合、例題のように列名の後にREFERENCES句でそれを指定するか、あるいは列のリストの後にFOREIGN KEY句で指定します。このとき、new_tableの列fidには、ftableの列idに存在する値しか入れることができなくなります。また、ftableについて、行の削除(delete)、id列の値の変更(update)、テーブル自体の削除(drop table)も制限されます。
参照先に同じキーで複数行が存在するといろいろと困ることがあるので、外部キーとして参照される列(ftableのid列)にはUNIQUE制約が必要です。ftable自体が存在しない、あるいはftableのid列にUNIQUE制約がついていない場合、例題のCREATE TABLEはエラーになります。ただし、主キー(PRIMARY KEY)である必要はなく、ftableのid列の値はNULLであっても構いません。
new_tableのid列は主キー制約がついているのでNULLにすることはできませんが、外部キー制約のfid列はNULLにすることが可能です。
従って正解はAとCです。
今回の解説について、理解できないポイントがあればどんどん質問をお寄せ下さい。
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