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受験対策

Silverの例題解説「開発/SQL - トランザクションの概念(トランザクションの構文) 」

今回は、Silverの「開発/SQL - トランザクションの概念(トランザクションの構文) 」からの出題です。

例題

3.55

以下の一連のSQL文を実行した。
CREATE TABLE test(id INTEGER, val VARCHAR(10));
BEGIN;
INSERT INTO test VALUES(1, 'a'), (1, 'b'), (2, 'a');
SAVEPOINT x;
INSERT INTO test VALUES(3, 'b'), (4, 'a'), (4, 'b'), (5, 'b');
SAVEPOINT y;
DELETE FROM test WHERE id = 1;
ROLLBACK TO x;
DELETE FROM test where id = 4;
COMMIT;

終了後に、テーブルtestには何行のデータがあるか。

※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。
例題公開日:2015年7月24日

解答と解説

例題のSQLでは、テーブルtestを作成した後、3行のデータを挿入、SAVEPOINTの設定、4行のデータを挿入、SAVEPOINTの設定、idが1の行の削除、の後でxまでロールバックしています。この時点で、4行のデータの挿入と行の削除が取り消されるため、最初の3行だけが残ります。
次にidが4の行を削除していますが、そのようなデータは最初に挿入した3行には含まれないので、何も削除されません(これ自体はエラーではありません)。
最後にCOMMITで変更を確定しています。

従って、正解は3行です。

今回の解説について、理解できないポイントがあればどんどん質問をお寄せ下さい。
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