PREPARATION
受験対策

Silverの例題解説「開発/SQL - SQLコマンド(インデックス)」

今回は、Silverの「開発/SQL - SQLコマンド(インデックス)」からの出題です。

例題

3.61

インデックスについて間違った説明を1つ選びなさい。

  1. 列にPRIMARY KEYの制約をつけると、自動的にインデックスが作成される。

  2. 列にUNIQUEの制約をつけると、自動的にインデックスが作成される。

  3. 列にNOT NULLの制約をつけると、自動的にインデックスが作成される。

  4. 列にUNIQUEの制約がなくても、インデックスをUNIQUEとして作成することができる。

  5. デフォルトではB-treeインデックスが作成される。

※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。
例題公開日:2016年3月7日

解答と解説

インデックスはCREATE INDEXにより作成できますが、PRIMARY KEY、UNIQUEの制約がある列については自動的に作成されます。もしUNIQUE制約のある列にインデックスがないとすると、INSERTやUPDATEの度にテーブルの全件走査をしなければならなくなる、ということの論理的帰結として理解すると良いでしょう。NOT NULLの制約ではこのような問題はありませんから、インデックスが自動作成されたりはしません。
列にUNIQUE制約がなくてもCREATE UNIQUE INDEXとして一意なインデックスを作成することができます。このとき、既存のデータが一意でなければエラーになり、インデックスの作成が失敗します。また、列にUNIQUE制約をつけたのと同じ状態になるため、列が一意でなくなるようなINSERTやUPDATEもエラーになります。
PostgreSQLでは、B-tree、ハッシュ、GiSTなど様々なインデックスをサポートしていますが、CREATE INDEXの実行時に指定しなければ、デフォルトでB-treeのインデックスが作成されます。

誤っているものを選ぶ問題なので、正解はCです。

今回の解説について、理解できないポイントがあればどんどん質問をお寄せ下さい。
採用になった方にはLPI-Japanオリジナルの記念品を贈呈します。

※試験問題に関わるお問い合わせにつきましては、LPI-Japan事務局ではお応えできませんのでご了解ください。

企業の基幹システムや業務システムでの
OSS-DBの採用がますます拡大している中、
昇格・昇給・就職・転職に必ず役立つ認定資格になります

OSS-DBの受験対策について

受験の学習をサポートする情報や対策に役立つ情報をご紹介

サンプル問題/例題解説

例題 のアーカイブを試験ごとにまとめています。OSS-DB技術者認定試験の学習にお役立てください

学習教材・教育機関のご紹介

OSS-DB認定教材や教育機関について詳しくご説明いたします。

無料技術解説セミナー

受験準備をされていらっしゃる方々を対象に、無料技術解説セミナーの日程をお知らせしています。

OSS-DB道場

受験準備をされていらっしゃる方々を対象に、無料技術解説セミナーの日程をお知らせしています。

LPI-Japan
Platinum Sponsors