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受験対策

Silverの例題解説「開発/SQL - SQLコマンド(ビュー)」

今回は、Silverの「開発/SQL - SQLコマンド(ビュー)」からの出題です。

例題

3.63

INSERT INTO foo (n) VALUES (3);
というINSERT文が実行された時に、テーブルfooではなく、テーブルbarにINSERTされる、つまり内部的に
INSERT INTO bar (n) VALUES (3);
が実行されるようにしたい。
CREATE RULE foobar AS ON INSERT TO foo DO INSTEAD INSERT INTO bar (n) VALUES (___.n);
というルールを作成することで、これが実現できるが、下線部に入る文字列は何か。

※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。
例題公開日:2016年5月16日

解答と解説

ルールを使用すると、テーブルやビューに対するINSERT/UPDATE/DELETEが実行された時に、その代わりに、あるいはその追加として別のコマンドを実行することができます。
上記のCREATE RULEは”INSERT INTO foo”が実行された時に、代わりに”INSERT INTO bar”を実行するものですが、このとき、VALUES句で指定した値をルール内で参照する仕組みが必要になります。このために特別なテーブル名NEWを使用することができ、barへのINSERTのVALUES句でNEW.nと指定することで、fooのn列に挿入しようとしていた値を参照することになります。
同じように、ON UPDATEやON DELETEのルールでは、OLDという特別なテーブル名を使用して、更新あるいは削除されようとしている行の既存のデータを参照することもできます。

従って、正解は NEW です。大文字・小文字は区別しないので new でも正解です。

今回の解説について、理解できないポイントがあればどんどん質問をお寄せ下さい。
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