今回は、Silverの「開発/SQL - 組込関数(集約関数)」からの出題です。
※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。
例題公開日:2016年9月20日
物は試し、実際にやってみましょう。
=> select sum(2) from test;
sum
-----
8
(1 行)
というわけで、正解は8です。
なぜ、そうなるのか。それはSELECT文がどういう行とデータを返すかを理解していればわかるはずです。
=> select x from test;
x
---
1
2
3
(4 行)
という動作はSQLの入門で学ぶので誰でもわかると思います。selectの対象としてxの代わりに2を指定すると、select文が返す各行について、値2を出力します。つまり、
=> select 2 from test;
?column?
----------
2
2
2
2
(4 行)
という結果になります。
sum関数で列(この場合は値2)を括ると、各行で出力した値の合計値を求めるため、結果は8となります。
今回の解説について、理解できないポイントがあればどんどん質問をお寄せ下さい。
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