今回は、Silverの「開発/SQL - SQLコマンド(SELECT文)」からの出題です。
※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。
例題公開日:2017年5月8日
val列に普通の整数値が入っていれば、WHERE句の val >=0 あるいは val < 0のいずれかの条件に合いますから、このSELECT文で返されるはずです。 データベースでは、列に値が入っていない、つまりNULLであるという状態があり、valがNULLの場合、val >= 0 も val < 0 もいずれも真にならないため、例題のSELECTでは行が返りません。
従って、正解は NULL です。
WHERE条件などを考える時、NULL値の可能性を考慮しないと、思わぬ結果になることがありますので、常に注意する必要があります。
今回の解説について、理解できないポイントがあればどんどん質問をお寄せ下さい。
採用になった方にはLPI-Japanオリジナルの記念品を贈呈します。
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