今回は、Silverの「運用管理 - 基本的な運用管理作業(システム情報関数)」からの出題です。
SELECT current_user; を実行すると、現在、データベースに接続中のユーザ名の一覧が表示される。
SELECT current_user; を実行すると、このSELECT文を実行したユーザのユーザ名が表示される。
SELECT current_user('bob'); を実行すると、セッションを実行中のユーザを変更できる。
セッションを実行中のユーザを変更するために、UPDATE current_user = 'bob'; のように使うことができる。
引数を付けずに実行する場合、SELECT current_user();のように、カッコを付けるとエラーになる。
※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。
例題公開日:2015年4月6日
current_userは、そのコンテキストを実行中のユーザ名を返す関数で、引数を取りません。
CやDに記述されているようなユーザ変更の機能はありません。
SQLの中で特殊な地位を占める関数で、関数名の後にカッコを付けることができません。つけるとエラーになります。同じようにカッコをつけるとエラーになる関数に、current_dateなどがあります。
従って、正解はBとEです。
今回の解説について、理解できないポイントがあればどんどん質問をお寄せ下さい。
採用になった方にはLPI-Japanオリジナルの記念品を贈呈します。
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