今回は、Silverの「運用管理 - 設定ファイル(postgresql.conf)」からの出題です。
ファイルを修正した後、多くのパラメータはpg_ctl reloadの実行により、その修正が反映されるが、一部のパラメータは、ファイルの修正により、即座に有効となる。
セミコロン(;)で区切ることにより、1行に複数のパラメータを設定できる。
行末をバックスラッシュ(\)にすると継続行となり、複数行にまたがってパラメータを設定できる。
行頭に#を置いてその行をコメント行とすることも、行の途中に#を置いて、それより右側の記述をコメントとすることも可能である。
ALTER SYSTEMの実行により、内容が書き換えられる。
※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。
例題公開日:2015年12月14日
postgresql.confはPostgreSQLのデータベースクラスタについての様々な設定をするファイルです。設定ファイルを変更した後、ファイルの再読み込みにより有効になるパラメータと、データベースの再起動が必要になるパラメータがあります。
前者は例えばpg_ctl reload、後者は例えばpg_ctl restartにより有効になります。
パラメータは1行に1つだけ設定できます。
#はコメントに使われる記号で、それより右側がコメントとなります。行頭に置けば、行全体がコメント行になります。
バージョン9.4からALTER SYSTEMコマンドが追加されましたが、これによる変更はpostgresql.auto.confというファイルに書き込まれ、postgresql.confよりpostgresql.auto.confの設定内容が優先されます。
従って、正解はDです。
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