運用管理 - 基本的な運用管理作業(データベースロール / ユーザの追加・削除・変更方法)」からの出題です。
データベースユーザにユーザ作成の権限を付与する。
データベースユーザを管理者ユーザに変更する。
データベースユーザに特定のテーブルへのアクセス権限を付与する。
※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。
例題公開日:2022年7月14日
PostgreSQLの実装ではユーザとロールは全く同じもので、CREATE USERおよびALTER USERは内部的にCREATE ROLEおよびALTER ROLEを実行します。これらが実行できる内容も全く同じです。
CREATE USER/ROLEでは新しくユーザ・ロールを作成すると同時に、権限などの属性を指定することができます。ALTER USER/ROLEでは、ユーザ・ロールを新規に作成することはできませんが、既存のユーザ・ロールについて、CREATEで指定することが可能な属性を変更することができます。CREATEやALTERで指定・変更できる属性としては、パスワード、ユーザ作成権限の有無、データベース作成権限の有無、スーパーユーザ(管理者ユーザ)であるかどうか、などがあります。
なお、テーブルなど個別のオブジェクトへのアクセス権限については、ALTER USER/ROLEではなく、GRANTで付与します。
従って正解はB、C、Dです。
今回の解説について、理解できないポイントがあればどんどん質問をお寄せ下さい。
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