今回は、Silverの「S2 運用管理 - S2.3 設定ファイル(SET/SHOWの使い方)」からの出題です。
変数の値を設定し、SQLから変数値を参照することができる。
スキーマ検索パスや時間帯などの実行時パラメータを変更することができる。
設定した値は、デフォルトでは、そのユーザにとって永続的に有効である。
設定した値は、デフォルトでは、そのセッション内でのみ有効である。
設定した値は、デフォルトでは、そのトランザクション内でのみ有効である。
※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。
例題公開日:2018年1月15日
SETコマンドは
SET パラメータ名 TO 値
の形式で使用し、サーバの実行時パラメータを変更することができます。TO の代わりに = を使うこともできます。 ただし、時間帯を変更するときは
SET TIME ZONE ゾーン記述
という形式で使います。
すべてのパラメータが変更できるわけではなく、スーパーユーザ権限が必要なもの、サーバあるいはセッションの開始後には変更できないものもあります。
SETの直後にオプションで SESSION または LOCAL と記述することができます。
オプションなしのSETコマンド、あるいはSET SESSIONで実行した変更はセッション内でのみ有効です。
SET LOCALで実行した変更はトランザクション内でのみ有効で、トランザクションがコミットまたはロールバックされると設定が元に戻ります。
従って、正解はBとDです。
psqlのメタコマンドで変数値を設定できる\setメタコマンドと混同しないように注意してください。
https://www.postgresql.jp/document/10/html/sql-set.html
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