今回は、Silverの「S2 運用管理 - S2.5 基本的な運用管理作業(情報スキーマとシステムカタログ)」からの出題です。
PostgreSQL以外も含め、すべてのリレーショナル・データベースで利用できる。
標準SQLで仕様が定められている。
データベース内のオブジェクトに関する様々な情報を保持している。
informationという名前のスキーマ内のビューとして定義される。
内容はシステムカタログと同等である。
※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。
例題公開日:2015年5月11日
情報スキーマはデータベース内のオブジェクトに関する様々な情報を提供する、information_schemaというスキーマ内のビューの集合として構成されます。
標準SQLで定義されているため移植性があり、他のRDBMSでも同じSQLで情報を取得できますが、すべてのRDBMSで利用可能というわけではありません。
標準に従っているため、PostgreSQL独自の拡張に関する情報は情報スキーマには入っていません。拡張機能についてはシステムカタログなどを利用することで問い合わせることができます。
従って正解はBとCです。
今回の解説について、理解できないポイントがあればどんどん質問をお寄せ下さい。
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