PREPARATION
受験対策

Silverの例題解説
「S2.5 基本的な運用管理作業(データベースユーザの追加・削除・変更方法)」

今回は、Silverの「S2 運用管理 - S2.5 基本的な運用管理作業(データベースユーザの追加・削除・変更方法)」からの出題です。

例題

2.65

データベースを作成する権限のあるユーザfooを追加する方法として適切なものを2つ選びなさい。なお、以下の選択肢で、$はOSのコマンドプロンプト、=>はpsqlのコマンドプロンプトであり、コマンドを実行しているユーザには必要な権限が与えられているものとする。

  1. $ createuser -c foo

  2. $ createuser -d foo

  3. $ createuser -D foo

  4. => create user foo with db;

  5. => create user foo createdb;

※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。
例題公開日:2016年7月11日

解答と解説

ユーザ(ロール)を新規に作成するには、OSのコマンドプロンプトからcreateuserコマンドを実行するか、あるいはpsqlなどでデータベースに接続し、SQLのCREATE USERまたはCREATE ROLEを実行します。

createuserコマンドは、
createuser [オプション] [ユーザ名]
という形式で実行します。この問題の選択肢になっているオプションは次の意味を持ちます。
-c: 新しいユーザの最大接続数、デフォルトは無限大
-d: 新しいユーザにデータベースの作成権限を付与する
-D: 新しいユーザにデータベースの作成権限を付与しない(デフォルト)

一方、SQLのCREATE USERは
CREATE USER ユーザ名 [ [WITH] オプション]
という形式で実行します。WITHキーワードはあってもなくても構いません。データベースの作成権限を付与するにはオプションとしてCREATEDBを指定します。

従って正解はBとEです。

例題解説についてのご質問やご意見は以下からご連絡ください。

※本例題および解説は、例題作成者から提供されたものです。実際の試験問題とは異なります。
※実際の試験問題に関するお問い合わせについてはご回答いたしかねます。あからじめご了承ください。

企業の基幹システムや業務システムでの
OSS-DBの採用がますます拡大している中、
昇格・昇給・就職・転職に必ず役立つ認定資格になります

OSS-DBの受験対策

受験の学習をサポートする情報や対策に役立つ情報をご紹介

例題解説

例題のアーカイブを試験ごとにまとめています。OSS-DB技術者認定試験の学習にお役立てください

学習教材・教育機関ご紹介

OSS-DB認定教材や教育機関について詳しくご説明いたします。

無料技術解説セミナー

受験準備をされていらっしゃる方々を対象に、無料技術解説セミナーの日程をお知らせしています。

OSS-DB道場

受験準備をされていらっしゃる方々を対象に、無料技術解説セミナーの日程をお知らせしています。

応募者全員プレゼント!
オープンソース データベース標準教科書 -PostgreSQL-