今回は、Silverの「S2 運用管理 - S2.5 基本的な運用管理作業(データベースユーザの追加・削除・変更方法)」からの出題です。
$ createuser -c foo
$ createuser -d foo
$ createuser -D foo
=> create user foo with db;
=> create user foo createdb;
※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。
例題公開日:2016年7月11日
ユーザ(ロール)を新規に作成するには、OSのコマンドプロンプトからcreateuserコマンドを実行するか、あるいはpsqlなどでデータベースに接続し、SQLのCREATE USERまたはCREATE ROLEを実行します。
createuserコマンドは、
createuser [オプション] [ユーザ名]
という形式で実行します。この問題の選択肢になっているオプションは次の意味を持ちます。
-c: 新しいユーザの最大接続数、デフォルトは無限大
-d: 新しいユーザにデータベースの作成権限を付与する
-D: 新しいユーザにデータベースの作成権限を付与しない(デフォルト)
一方、SQLのCREATE USERは
CREATE USER ユーザ名 [ [WITH] オプション]
という形式で実行します。WITHキーワードはあってもなくても構いません。データベースの作成権限を付与するにはオプションとしてCREATEDBを指定します。
従って正解はBとEです。
例題解説についてのご質問やご意見は以下からご連絡ください。
※本例題および解説は、例題作成者から提供されたものです。実際の試験問題とは異なります。
※実際の試験問題に関するお問い合わせについてはご回答いたしかねます。あからじめご了承ください。
© EDUCO All Rights Reserved.