PREPARATION
受験対策

Silverの例題解説 - S2 運用管理(Ver.3.0)

このページではメルマガで紹介した例題のアーカイブを試験のレベルごとにまとめています。
是非、OSS-DBの学習にお役立てください。

修正等により、例題番号が連番ではない場合がございます。あらかじめご了承ください。

S2.3 設定ファイル(pg_hba.confの設定方法)

2.80

pg_hba.confファイルには何が記載されているか。正しいものを1つ選びなさい。

  1. データベースクラスタ内に含まれるデータベース名の一覧
  2. データベースユーザの暗号化されたパスワード
  3. データベースに接続するときの認証方式
  4. データベース管理者ユーザのメールアドレス
  5. データベースのログファイルの置き場所となるディレクトリの設定

S2.3 設定ファイル(postgresql.conf:エラー報告とログ取得)

2.79

データベースのパフォーマンスについて調べるため、SQL文とその実行に要した時間をログ出力したい。適切な方法を1つ選びなさい。

  1. log_durationをtrueに設定すれば、SQL文と実行に要した時間がログ出力される。
  2. log_min_duration_statementを0に設定すれば、SQL文と実行に要した時間がログ出力される。
  3. log_statementをallに設定すれば、SQL文と実行に要した時間がログ出力される。
  4. log_statement_durationをtrueに設定すれば、SQL文と実行に要した時間がログ出力される。

S2.3 設定ファイル(postgesql.conf、クライアント接続デフォルト)

2.78

パラメータ search_path の説明として適切なものを1つ選びなさい。

  1. コマンドが検索されるディレクトリを設定する。
  2. テーブルが作成されるスキーマを設定する。
  3. ビューが作成されるテーブル空間を設定する。
  4. インデックスが検索されるテーブル空間を設定する。
  5. ストアドファンクションが検索されるデータベースを設定する。

S2.3 設定ファイル(postgesql.confの記述方法)

2.77

設定ファイルに時間のパラメータを設定するときの説明として正しいものを1つ選びなさい。

  1. パラメータが取る時間の長さの単位(秒、分、時など)はパラメータ毎に固定で決まっているので、値としては数字だけを指定する。単位を指定することはできない。
  2. パラメータの値として '100 ms' とすると、100マイクロ秒を指定したことになる。
  3. パラメータの値として '100 s' とすると、100秒を指定したことになる。
  4. パラメータの値として '10 m' とすると、10分を指定したことになる。
  5. パラメータの値として '1 M' とすると、1ヶ月を指定したことになる。

S2.1 インストール方法(データベース管理用コマンドの使い方)

2.76

psqlのコマンドプロンプトからALTER TABLEの実行方法を調べるにはどうすれば良いか?

  1. \man alter table
  2. \howto alter table
  3. \describe alter table
  4. \help alter table

S2.2 標準付属ツールの使い方(データベース管理用コマンドの使い方)

2.75

createuserコマンドで新規にユーザを作成するときについて、正しい説明を2つ選びなさい。

  1. データベースのサーバプロセスを実行中のユーザと同じユーザアカウントで実行する必要がある。
  2. データベースのサーバプロセスが実行されているのと同じサーバ上のユーザアカウントで実行する必要がある。
  3. データベース上でCREATEROLE権限を持っているユーザに接続可能なユーザアカウントで実行する必要がある。
  4. 新規に作成されるユーザ名は、OS上に存在するユーザアカウント名と同じにする必要がある。
  5. 新規に作成されるユーザ名は、OS上のユーザアカウント名とは無関係に決めて良い。

S2.1 インストール方法(テンプレートデータベース)

2.73

テンプレートデータベースに関する説明として誤っているものを1つ選びなさい。

  1. CREATE DATABASEを実行すると、内部的にはテンプレートデータベースの1つがコピーされる。
  2. 使用するテンプレートデータベースを指定しなければ、デフォルトではtemplate1が使用される。
  3. デフォルトでは、データベースクラスタ内に2つのテンプレートデータベースが存在している。
  4. データベースクラスタ内に作成できるテンプレートデータベースの数は最大で5個までである。
  5. データベースがテンプレートデータベースかどうかを設定するフラグがあり、そのフラグが設定されているデータベースは削除(DROP DATABASE)できない。

S2.1 インストール方法(データベースクラスタの概念と構造)

2.72

PostgreSQLのデータベースクラスタについて、適切な説明を2つ選びなさい。

  1. デフォルトでは、template0とpostgresの2つのデータベースが存在している。
  2. デフォルトでは、template0とtemplate1の2つのデータベースが存在している。
  3. デフォルトでは、template0とtemplate1とpostgresの3つのデータベースが存在している。
  4. データベースtemplate0は削除できない。
  5. データベースpostgresは削除できない。

S2.1 インストール方法(initdbコマンドの使い方)

2.71

initdbコマンドに関する説明として適切なものを3つ選びなさい。

  1. Linux/Unixではrootユーザで実行する。
  2. 指定のディレクトリにデータベースクラスタが存在していたら、初期化されてしまうので、注意して実行する必要がある。
  3. データベースのデフォルトの文字セットが指定できる。
  4. データベースのデフォルトのロケールが指定できる。
  5. データベースのスーパーユーザのパスワードが設定できる。

S2.5 基本的な運用管理作業(テーブル単位の権限、GRANT/REVOKE)

2.70

GRANTにより付与できる権限として、間違っているものを1つ選びなさい。

  1. テーブルの行を検索(SELECT)する権限
  2. テーブルの特定の列を更新(UPDATE)する権限
  3. テーブルのすべての行を削除(DELETE)する権限
  4. テーブルを削除(DROP)する権限
  5. テーブルに関する権限を他のユーザに付与(GRANT)する権限

S2.5 基本的な運用管理作業(情報スキーマとシステムカタログ)] から

2.69

データベース内のテーブルと列に関する情報を格納するシステムカタログについて、正しい説明を1つ選びなさい。

  1. テーブルの情報はpg_tables、列の情報はpg_columnsに格納されている。
  2. テーブルの情報はpg_relations、列の情報はpg_relcolumnsに格納されている。
  3. テーブルの情報はpg_class、列の情報はpg_attributeに格納されている。
  4. テーブルの情報はpg_table_info、列の情報はpg_table_columnsに格納されている。
  5. テーブルの情報はpg_rel_info、列の情報はpg_col_infoに格納されている。

S2.5 基本的な運用管理作業(システム情報関数)

2.68

現在のセッションを実行中のユーザ名を取得しようとして、psqlのコマンドプロンプトから
SELECT current_user();
を実行したところ、エラーになった。エラーの原因は何か。

  1. current_user() ではなく、session_user() を使わなければならない。
  2. current_user() ではなく、user() を使わなければならない。
  3. 関数に引数を付けて、SELECT current_user(*); としなければならない。
  4. カッコを付けずに、SELECT current_user; としなければならない。
  5. コマンド自体には問題がないので、サーバに異常が発生していると考えられる。

S2.5 基本的な運用管理作業(自動バキュームの概念と動作)

2.67

自動バキュームの説明として適切なものを2つ選びなさい。

  1. 一定時間ごとに自動的にバキュームが実行される。
  2. システムの負荷が低い時に自動的にバキュームが実行される。
  3. 大量のデータの挿入・更新・削除があったテーブルに対して、自動的にバキュームが実行される。
  4. トランザクションIDの周回問題を回避するために、自動的にバキュームが実行される。
  5. バキュームが実行されるタイミングが予測できないため、デフォルトでは実行されないようになっている。

S2.5 基本的な運用管理作業(VACUUM、ANALYZEの目的と使い方)

2.66

ANALYZEについて述べたものとして、適切なものを2つ選びなさい。

  1. テーブルがアクセスされる頻度、更新される頻度といった統計情報を取得する。
  2. デフォルトではテーブル全体を解析するため、巨大なテーブルのANALYZEには時間がかかる。
  3. 実行時のパラメータにより、データベース全体、データベース内の特定のテーブルのみ、特定のテーブルの特定の列のみ、などANALYZEの対象を制御できる。
  4. 実行時のパラメータにより、統計情報の取得の目標値を変更できるので、これにより、統計情報の正確さやANALYZEに要する時間を制御できる。
  5. 自動バキュームの実行時に自動的に実行される。

S2.5 基本的な運用管理作業(データベースユーザの追加・削除・変更方法)

2.65

データベースを作成する権限のあるユーザfooを追加する方法として適切なものを2つ選びなさい。なお、以下の選択肢で、$はOSのコマンドプロンプト、=>はpsqlのコマンドプロンプトであり、コマンドを実行しているユーザには必要な権限が与えられているものとする。

  1. $ createuser -c foo
  2. $ createuser -d foo
  3. $ createuser -D foo
  4. => create user foo with db;
  5. => create user foo createdb;

S2.4 バックアップ方法(COPY文(SQL)、\copyコマンド(psql)の使い方)

2.64

テーブルfooの内容をカンマ区切りで標準出力に出力するSQLコマンドとして適切なものを2つ選びなさい。なお、特殊文字などの処理については考えなくてよいものとする。

  1. copy from foo to stdout (format csv);
  2. copy foo to stdout (delimiter ',');
  3. copy stdout from foo format='csv';
  4. copy foo to stdout (format csv);
  5. copy from foo to stdout (delimiter='csv');

S2.4 バックアップ方法(ファイルシステムレベルのバックアップとリストア)

2.62

データベースを構成するファイルシステムを物理的にコピーすることでバックアップを作成したい。
最も適切な記述を1つ選びなさい。

  1. データベースファイルは上位互換性があるので、PostgreSQL 10の環境でコピーしたファイルをPostgreSQL 11の環境にリストアして使用できる。
  2. 例えば、testというテーブルを構成する物理ファイルの名前が10001だったとすると、このファイルを別のデータベース環境にコピーすれば、同じテーブルを使用できる。
  3. pg_dumpで取得する論理バックアップに比べると、ファイルシステムのコピーによるバックアップは一般的に高速である。
  4. pg_dumpで取得する論理バックアップに比べると、ファイルシステムのコピーによるバックアップは一般的にサイズが小さくなる。
  5. バックアップの取得時、データベースは稼働中のままで良い。

S2.4 バックアップ方法(各種バックアップコマンドの使い方)

2.61

次のコマンドについて正しい説明を2つ選びなさい。

pg_dump -s -U abc -f def ghi

  1. スーパーユーザーabcでデータベースに接続する。データベースファイルは上位互換性があるので、PostgreSQL 10の環境でコピーしたファイルをPostgreSQL 11の環境にリストアして使用できる。
  2. データベース内のデータはダンプされない。
  3. ダンプは標準出力に出力される。
  4. テーブルdefがダンプされる。
  5. データベースghiに接続する。

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