PREPARATION
受験対策

Silverの例題解説
「S2.1 インストール方法(データベースクラスタの概念と構造)」

今回は、Silverの「S2 運用管理 - S2.1 インストール方法(データベースクラスタの概念と構造)」からの出題です。

例題

2.72

PostgreSQLのデータベースクラスタについて、適切な説明を2つ選びなさい。

  1. デフォルトでは、template0とpostgresの2つのデータベースが存在している。

  2. デフォルトでは、template0とtemplate1の2つのデータベースが存在している。

  3. デフォルトでは、template0とtemplate1とpostgresの3つのデータベースが存在している。

  4. データベースtemplate0は削除できない。

  5. データベースpostgresは削除できない。

※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。
例題公開日:2017年4月17日

解答と解説

initdbコマンドでデータベースクラスタを作成すると、その中にはtemplate0、template1という2つのテンプレートデータベースと、postgresという通常のデータベースの合わせて3つのデータベースが作成されます。

createdbコマンド、あるいはSQLのCREATE DATABASE文でデータベースを作成する時、デフォルトではtemplate1のコピーが作成されますが、オプションにより、template0など、他のデータベースを指定することが可能です。

template0はシステムの標準オブジェクトのみが含まれる読み取り専用のデータベースで、削除することができません。template1は必要に応じて書き込みが可能で、またデータベース自体を削除(DROP DATABASE)することも可能です。

postgresはデフォルトで存在する通常のデータベースで、その存在を前提とするサードパーティ製品がいくつかありますが、やはり、削除してもシステムとしては問題ありません。

従って、正解はCとDです。

例題解説についてのご質問やご意見は以下からご連絡ください。

※本例題および解説は、例題作成者から提供されたものです。実際の試験問題とは異なります。
※実際の試験問題に関するお問い合わせについてはご回答いたしかねます。あからじめご了承ください。

企業の基幹システムや業務システムでの
OSS-DBの採用がますます拡大している中、
昇格・昇給・就職・転職に必ず役立つ認定資格になります

OSS-DBの受験対策

受験の学習をサポートする情報や対策に役立つ情報をご紹介

例題解説

例題のアーカイブを試験ごとにまとめています。OSS-DB技術者認定試験の学習にお役立てください

学習教材・教育機関ご紹介

OSS-DB認定教材や教育機関について詳しくご説明いたします。

無料技術解説セミナー

受験準備をされていらっしゃる方々を対象に、無料技術解説セミナーの日程をお知らせしています。

OSS-DB道場

受験準備をされていらっしゃる方々を対象に、無料技術解説セミナーの日程をお知らせしています。

応募者全員プレゼント!
オープンソース データベース標準教科書 -PostgreSQL-