「S2 運用管理 - S2.5 基本的な運用管理作業(自動バキュームの概念と動作)」からの出題です。
データベースの負荷が低い時間帯にのみ実行されるような工夫がされている。
同時に多数のVACUUMが並行して実行されないような工夫がされている。
一時テーブルは自動バキュームの対象外なので、必要ならVACUUMを実行するためのSQLを発行しなければならない。
※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。
例題公開日:2022年9月14日
自動バキュームはVACUUMとANALYZEの実行を自動化することを目的としたもので、これを有効にすることが強く推奨されています(デフォルトで有効になっています)。収集された統計情報に基づき、データの挿入・更新・削除の量が一定の基準より大きくなったテーブルについて、VACUUMおよびはANALYZEを実行します。ただし、一時テーブルは自動バキュームの対象外なので、VACUUMまたはANALYZEの処理が必要なら、個別にSQLコマンドを発行します。
自動バキュームが有効な場合、自動バキュームランチャープロセスがシステムに常駐し、ここから一定時間おきに自動バキュームワーカープロセスが起動されます。ワーカープロセスはデータベース内のテーブルを検査し、更新量が大きいテーブルについてVACUUMおよびANALYZEを実行します。
自動バキュームによるシステム負荷を管理するため、autovacuum_max_workersというパラメータがあり、これで指定した個数を超えるワーカープロセスは起動しないようになっています。
従って正解はB、D、Eです。
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