「S2 運用管理 - S2.3 バックアップ方法(トランザクションログ(WAL)とWALアーカイブ)」からの出題です。
WALファイル と WALアーカイブ ではそれぞれファイル構造が異なる。
WALアーカイブ の出力先は パラメータ "restore_command" に設定する。
WALファイル は デフォルトでは、"$PGDATA/pg_wal" ディレクトリ下に作成される。
※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。
例題公開日:2023年9月13日
PostgreSQL は、追記型アーキテクチャを実現にするために WAL(Write Ahead Logging)を作成します。
WALファイル が増え続けるとディスクがいっぱいになるため、古い WALファイル は捨てられますが、WALファイルは PITR に利用するため、 捨ててはいけない場合があります。
そのような場合にアーカイブの設定を行い、別の場所に定期的 WALファイル を保存します。
これが WALアーカイブ です。
WALファイル はデフォルトでは、"$PGDATA/pg_wal" に保存されますが、WALアーカイブ のコピーコマンド(出力先など)は "archive_command" に設定します。
したがって、正解は A と E です。
今回の解説について、理解できないポイントがあればどんどん質問をお寄せ下さい。
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