「S2 運用管理 - S2.1 インストール方法」からの出題です。
pg_wal ディレクトリはWAL(トランザクションログ)が格納されており、ログにはDBサーバが出力するエラーがテキスト形式で記述されている
undo ディレクトリは UNDO 処理(取り消し処理)に必要なデータが格納されている
postmaster.pid は クライアントを待ち受けるための Port 番号が記述されている
※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。
例題公開日:2024年7月10日
データベースクラスタのディレクトリを構成する要素は以下の通りです。(以下は一部です)
・base
テーブルやインデックスの実体を格納します。
・pg_wal
ディレクトリはWAL(トランザクションログ)が格納されています。WALは更新操作が記録されたバイナリ形式であり、テキスト形式のログではありません。
・global
データベース間で共有するデータ(ロールなど)が格納されます。
・postmaster.pid
起動中の PostgreSQLサーバの PID(プロセスID)を記録しています。
なお、PostgreSQLは追記型アーキテクチャのため、UNDOログの仕組みはありません。
したがって、正解は A です。
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