PREPARATION
受験対策

Silverの例題解説 - S2 運用管理

このページではメルマガで紹介した例題のアーカイブを試験のレベルごとにまとめています。
是非、OSS-DBの学習にお役立てください。

修正等により、例題番号が連番ではない場合がございます。あらかじめご了承ください。

S2.4 バックアップ方法

2.153 NEW

pg_resetwal コマンドの説明として、正しい記述をすべて答えなさい

  1. 書き込み対象のWALファイルを新しいファイルに切り替える

  2. WALファイルが破損した際のサーバ障害時に使う可能性がある

  3. コマンド実行にはデータディレクトリへの読み込み/書き込みアクセス権限が必要となる

  4. 実行後、自動的にバックアップが作成される

  5. 実行後、データベースのデータに矛盾が起こる可能性がある


S2.4 バックアップ方法

2.152

pg_isready コマンドの説明として、正しい記述をすべて答えなさい

  1. --version をつけて実行すると、接続先のPostgreSQLサーバのバージョンが表示される。

  2. サーバが正常に接続を受け付けている場合は 0 が返却される

  3. サーバが接続を拒絶している場合は 1 が返却される

  4. 接続試行に対する応答がない場合は 2 が返却される

  5. 無効なパラメータが原因で接続試行が行われなかった場合は -1 が返却される


S2.4 バックアップ方法

2.151

自動バキュームについて、正しい記述をすべて答えなさい

  1. 手動バキュームは VACUUM と ANALYZE を実行するが、自動バキュームは ANALYZE を実行しない

  2. 自動バキュームはテーブルの不要領域が多くなった場合に実行される

  3. 自動バキュームはシステムの強制的な操作であり、無効化することはできない

  4. デフォルトは自動バキュームはオフとなっている


S2.4 バックアップ方法

2.150 NEW

PostgreSQLのテーブル単位の権限設定(GRANT, REVOKE)について、下記の実行結果から読み取れる内容として正しい記述をすべて答えなさい

=> \dp
                              Access privileges
 Schema | Name | Type  |  Access privileges  | Column privileges | Policies
--------+------+-------+---------------------+-------------------+----------
 public | t1   | table | user1=arwdDxt/user1+|                   |
        |      |       | =r/user1            |                   |
 public | t2   | table | user1=arwdDxt/user1+|                   |
        |      |       | user2=rw/user1      |                   |
 public | t3   | table | user1=arwdDxt/user1+|                   |
        |      |       | =arwdDxt/user1      |                   |
  1. ユーザ user1 はテーブル t1,t2,t3 に対して、すべての権限を持つ

  2. すべてのユーザはテーブル t1 に対して読み取りの権限がある

  3. ユーザ user2 はテーブル t2 に対して読み取りと書き込みの権限がある

  4. ユーザ user1 以外はテーブル t3 に対してすべての権限を持たない。


S2.4 バックアップ方法

2.149

PostgreSQLのデータベースユーザについて、正しい記述をすべて答えなさい

  1. スーパーユーザ(SUPERUSER)はデータベースクラスタ内に一つしか作成できない

  2. createuser コマンドで作成したユーザにはデフォルトでログイン権限が設定される

  3. スーパーユーザ(SUPERUSER)はデータベースの作成権限やユーザの作成権限はもたない

  4. ユーザの権限は後から変更することが可能である

  5. ユーザの削除は removeuser コマンドで行う


S2.1 インストール方法

2.148

データベースクラスタのディレクトリ構成について、正しい記述をすべて答えなさい。

  1. base ディレクトリはテーブルやインデックスの実体が格納されている 

  2. pg_wal ディレクトリはWAL(トランザクションログ)が格納されており、ログにはDBサーバが出力するエラーがテキスト形式で記述されている

  3. undo ディレクトリは UNDO 処理(取り消し処理)に必要なデータが格納されている

  4. postmaster.pid は クライアントを待ち受けるための Port 番号が記述されている


S2.4 バックアップ方法

2.147

コマンド「pg_dump -Fc db1 -f db.dump」にて実行したバックアップについて、正しい記述をすべて答えなさい。

  1. バックアップはカスタム形式と呼ばれるバイナリ形式で出力される

  2. バックアップは db.dump に出力されるが、合わせて標準出力にも出力される

  3. バックアップは pg_restore コマンドでリストアする
  4. バックアップは psql コマンドでリストアする
  5. pg_dumpall はデータの一貫性が保証されるが、pg_dump はデータの一貫性が保証されない


S2.3 設定ファイル

2.146

PostgreSQLのエンコーディングについて、正しい記述をすべて答えなさい。

  1. データベースエンコーディングは、データベースクラスタで統一する必要がある

  2. データベースエンコーディングと異なるクライアントエンコーディングを指定できる

  3. データベースエンコーディングとして、EUC_JP, UTF8, SJISが指定できる
  4. クライアントエンコーディングとして、EUC_JP, UTF8, SJISが指定できる

S2.3 設定ファイル

2.145

SET文について、正しい記述をすべて答えなさい。

  1. SET文により変更できるパラメータは一部である

  2. 設定値として DEFAULT を指定することで、デフォルト値に設定できる

  3. SET文はスーパーユーザのみ実行できる
  4. SET LOCAL を実施すると、変更範囲をセッションの実行中に限定することができる
  5. SET文はトランザクション中に実行できない


S2.3 設定ファイル

2.144

PostgreSQLの設定ファイル(postgresql.conf)の項目「接続と認証」 について、正しい記述をすべて答えなさい。

  1. listen_addresses には、PostgreSQLサーバにアクセスするクライアントのIPアドレスを記述する。

  2. listen_addresses には、複数のアドレスを設定することができる。

  3. UNIXドメインを使った接続を行う場合は、listen_addresses に 'unixdomain'を設定する。
  4. max_connections を超過するコネクション接続があった場合、一番古いコネクションを切断し、新しいコネクションを作成する。
  5. max_connections のデフォルト値は100である。


S2.5 基本的な運用管理作業

2.143

データベースクラスタ の説明について、正しい記述をすべて答えなさい。

  1. データベースクラスタの実体は1つのディレクトリであり、配置場所はユーザが自由に決めることができる。

  2. 複数のデータベースクラスタを同じサーバで実行することができない。

  3. データベースクラスタの中には、PostgreSQLの設定ファイル(postgresql.conf)が存在する。
  4. データベースクラスタの中には、PostgreSQLを実行するためのバイナリが格納された bin ディレクトリが存在する。
  5. データベースクラスタのパスは環境変数 $PGDATA に指定して、データベースクラスタを作成するときのディレクトリとすることができる


S2.5 基本的な運用管理作業

2.142

システムカタログ の説明について、正しい記述をすべて答えなさい。

  1. システムカタログは pg _catalog というスキーマで定義されている。

  2. レコードを更新するたびに必ずシステムカタログも更新される。

  3. システムカタログは ANALYZE によって更新される。
  4. システムカタログは PostgreSQL のプランナに参照され、ユーザーが確認することはできない。

S2.5 基本的な運用管理作業

2.141

VACUUM の説明について、正しい記述をすべて答えなさい。

  1. VACUUM と ANALYZE は同時実行できる。

  2. autovacuum は、すべてのテーブルに VACUUM と ANALYZE を実行する。

  3. autovacuum は、デフォルトで無効である。
  4. psql上で実行する VACUUM と vacuumdb コマンドの動作は同じである。

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