PREPARATION
受験対策

Silverの例題解説
「S2.5 基本的な運用管理作業」

「S2 運用管理 - S2.5 基本的な運用管理作業」からの出題です。

例題

2.150

PostgreSQLのテーブル単位の権限設定(GRANT, REVOKE)について、下記の実行結果から読み取れる内容として正しい記述をすべて答えなさい

=> \dp
                              Access privileges
 Schema | Name | Type  |  Access privileges  | Column privileges | Policies
--------+------+-------+---------------------+-------------------+----------
 public | t1   | table | user1=arwdDxt/user1+|                   |
        |      |       | =r/user1            |                   |
 public | t2   | table | user1=arwdDxt/user1+|                   |
        |      |       | user2=rw/user1      |                   |
 public | t3   | table | user1=arwdDxt/user1+|                   |
        |      |       | =arwdDxt/user1      |                   |
  1. ユーザ user1 はテーブル t1,t2,t3 に対して、すべての権限を持つ

  2. すべてのユーザはテーブル t1 に対して読み取りの権限がある

  3. ユーザ user2 はテーブル t2 に対して読み取りと書き込みの権限がある

  4. ユーザ user1 以外はテーブル t3 に対してすべての権限を持たない。

※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。
例題公開日:2024年8月28日

解答と解説

ユーザ user1 は t1,t2,t3 の所有者でありすべての権限(arwdDxt)を持ちます。
その他、下記の内容が読み取れます。 テーブル t1 に対しては、すべてのユーザが読み取りの権限(r)を持ちます。
テーブル t2 に対しては、ユーザ user2 が読み取りと書き込みの権限(rw)を持ちます。
テーブル t3 に対しては、すべてのユーザがすべての権限(arwdDxt)を持ちます。

したがって、正解はA、B、C です。

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※本例題および解説は、例題作成者から提供されたものです。実際の試験問題とは異なります。
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